京都の中国語教室 良知学舎

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日常生活で使える、役に立つ中国語をご紹介

 

 中国×日本 比較文化シリーズ【第4回】挨拶とコミュニケーションスタイル:「ご飯食べた?」が挨拶になる理由

 

 

大家好、みなさん、こんにちは!

 

今回は日常のコミュニケーションスタイルについて見ていきましょう。

 

挨拶一つとっても、その国の歴史や価値観が反映されていますが、現代では社会の変化と共にスタイルも多様化している点にも注目です。

 

中国日本 挨拶 コミュニケーションスタイル

 「吃了吗?」は本当にご飯に誘っているの?

中国で道端や職場で会った人に「吃了吗?(チーラマ?/ご飯食べた?)」と聞かれて、戸惑った経験はありませんか?これは「こんにちは」と同じ軽い挨拶です。

 

なぜ食事のことを聞くのか?その背景には中国の歴史があります。かつて食糧難の時代が長く続いた中国では、「ちゃんと食べられているか」を気遣うことが、相手への思いやりを示す最も基本的な方法でした。この習慣が現代でも残り、特に年配の方や親しい間柄では日常の挨拶として定着しています。

 

現代の変化: 都市部の若者同士では、シンプルに「你好」「嗨」を使うことも増えていますが、「吃了吗?」は依然として広く通用する表現です。深い意味はなく、「吃了(食べたよ)」と軽く返せばOKです。

 

 日本の挨拶は「天気」と「時間」

日本では「おはようございます」「こんにちは」「いい天気ですね」「暑いですね」など、時間帯や天気・季節に基づいた挨拶が発達しています。

 

これは季節感を大切にする日本文化の表れです。相手と無難な共通の話題(天気や季節)を持ち出すことで、和やかな雰囲気を作り、距離を縮めるコミュニケーションスタイルです。直接的な個人的話題を避け、調和を重んじる傾向があります。

 

 「どこ行くの?」も挨拶です

もう一つ、日本人が驚く中国の挨拶が「你去哪儿?(ニーチューナー?/どこ行くの?)」です。

 

出かけようとしているときや、道で会ったときに聞かれますが、これも特に深い意味はなく、軽い挨拶です。「出かけるよ」「ちょっとそこまで」と曖昧に答えても問題ありません。

 

日本人の感覚だと「プライバシーに踏み込まれた」と感じるかもしれません。これは文化による「親しさの表現」と「個人領域の範囲」の認識の差です。中国では伝統的に相手の行動に関心を示すことが親しさの表現であり、逆に何も聞かずに素通りする方が、冷たいと感じられることもあります。

 

 名前の呼び方と率直な表現

中国: 親しくなると「小王(若い王さん)」「老李(年上の李さん)」など、姓に「小」「老」をつけて呼び合います。これは親密さの証です。

 

また、親しい間柄では、「你胖了(太ったね)」「你瘦了(痩せたね)」など、身体的特徴や変化を率直に指摘することがあります。これは必ずしも悪意ではなく、相手の変化に気づいていること自体を、親しさの表れと捉える文化的背景があります。ただし、これは主に親密な関係に限られ、すべての中国人がこのスタイルを好むわけではなく、安易に真似しない方が無難です。

 

日本: 「〇〇さん」と敬称をつけ、身体的特徴を直接指摘することは基本的に避けます。相手の領域を尊重し、適度な距離を保つことが礼儀とされます。親しくても「〇〇ちゃん」「〇〇くん」など、敬称のバリエーションはあれど、敬意を含んだ呼び方が維持されることが多いです。

 

 断り方の違い

中国: 比較的ストレートに「不行(ダメ)」「我不去(行かない)」と断ることができます。はっきり意思を伝えることが、誠実なコミュニケーションと考えられる傾向があります。ただし、状況や相手(上司など)によっては、「可能不太方便(ちょっと都合が悪いです)」など、より柔らかい表現も使います。

 

日本: 直接的な拒否を避け、「ちょっと考えさせて」「その日は予定があって…」「検討させてください」など婉曲的に断ります。相手の面子を保ち、和を乱さないための配慮が根底にあります。

 

この違いを知らないと、日本人は「中国人の表現は直接的すぎる」、中国人は「日本人の本音が分かりづらい」と感じ、ビジネスや人間関係で誤解が生じる原因となります。

 

 言語学習と実践のヒント

状況に応じた挨拶表現をマスターし、文化背景を理解することで、より円滑なコミュニケーションが可能になります。

 

中国語の日常挨拶(状況別):

 

 軽い挨拶: 吃了吗?(chī le ma) / 你去哪儿?(nǐ qù nǎr) ※親しい間柄向け

 

 一般的挨拶: 你好 (nǐ hǎo) / 嗨 (hāi) / 早上好 (zǎoshang hǎo)

 

 再会時: 好久不见 (hǎo jiǔ bú jiàn) / 最近怎么样?(zuìjìn zěnmeyàng)

 

 労い: 辛苦了 (xīnkǔ le) /お疲れ様に相当する、広く使える便利な表現

 

 

 まとめ:変化するコミュニケーションの形

挨拶は文化の入り口です。伝統的に、中国では食事や行動といった生活的な事柄への関心で親しみを表現し、日本では天気や季節といった中立な話題で和やかさを演出してきました。どちらも相手との良好な関係を築きたいという根本的な気持ちは同じです。

 

重要な視点:
現代の中国も日本も、都市化・国際化や世代間の違いにより、コミュニケーションスタイルは多様化し続けています。たとえば中国の若者は「吃了吗?」よりもシンプルな挨拶を使うことも増え、個人のプライバシー意識も高まっています。文化の「傾向」を理解するとともに、一人ひとりの違いやコンテクストにも敏感になることが、真の相互理解への近道です。

 

「吃了吗?」と聞かれたら、本気の招待ではなく、温かい挨拶の一つとして受け取り、軽く「吃了!(食べたよ!)」と返してみてください。それだけで、相手との距離がぐっと縮まるきっかけになるでしょう。

 

次回は「時間感覚と約束の概念」について、面白い違いをご紹介します。「中国時間」って本当にあるの?お楽しみに!

 

【今日の中国語フレーズ】

- 吃了吗?(chī le ma) - ご飯食べた?(軽い挨拶)

- 你去哪儿?(nǐ qù nǎr) - どこ行くの?(軽い挨拶)

- 改天再聊 (gǎitiān zài liáo) - また今度ゆっくり話そう

- 辛苦了 (xīnkǔ le) - お疲れ様/ご苦労様(幅広く使える労いの言葉)

 

 中国×日本 比較文化シリーズ【第3回】プレゼント・贈り物の習慣:「紅包」って何?

 

大家好、みなさん、こんにちは。

 

プレゼントは相手への気持ちを伝える大切な手段ですが、中国と日本では贈り方やタブーが大きく異なります。文化の違いを知ることで、より心のこもった贈り物ができるでしょう。

 

 「紅包」って何?なぜ赤い封筒なの?

中国で最もポピュラーな贈り物の一つが「紅包(ホンバオ)」です。赤い封筒にお金を入れて渡すもので、日本のお年玉やご祝儀に似ています。

 

なぜ赤いのでしょうか?中国では赤は縁起の良い色、幸運と喜びの象徴だからです。結婚式、旧正月、誕生日、昇進祝いなど、あらゆるお祝いの場面で紅包が登場します。

 

現代では、WeChat(微信)などの電子決済サービスによる「電子紅包」が大流行。スマホで赤い封筒のアイコンをタップしてお金を送る文化が定着し、旧正月にはSNS上で紅包の送り合いが盛んに行われます。

 

中国の紅包とプレゼント習慣

 包装へのこだわり:美しさと実用性

日本では「包装や見た目の美しさ」が非常に重視されます。デパートで商品を何重にも丁寧に包み、美しいリボンをかける光景は、日本らしい贈答文化の象徴です。(雨の日には紙袋の上にさらにナイロンカバーをかけるなど、細かい気遣いも特徴的です。)この「包む」という行為には、「相手への敬意と心遣い」「贈り物を清潔に保護する」という意味が込められています。

 

一方、中国でもプレゼントは包装しますが、日本ほど全般的に包装そのものの芸術性を追求する傾向は強くなく、贈る場面と品目によって様々です。日常的な贈り物では実用性が重視される一方、高級ギフト(月餅、茶葉、酒など)では非常に豪華で重厚な包装が施されることも少なくありません。基本的には「中身の実用性や価値」を重視しつつ、贈る相手やシチュエーションによって包装の考え方が柔軟に変わると言えるでしょう。

 

 知っておきたい「贈ってはいけないもの」

ここが重要!良かれと思って贈ったものが、実は大変失礼にあたることも。ただし、以下のタブーも地域や世代、個人の考え方によって受け止め方が異なる点にご注意ください。

 

中国での主なタブー:

  •  時計(钟:ジョン) - 「送終(葬式を見送る)」と発音が似ているためNGとされます。
  •  傘(伞:サン) - 「散(散る、別れる)」と同じ発音で、縁起が悪いとされています。
  •  梨(梨:リー) - 特に一個丸ごとの梨は「離(離れる)」と発音が同じで、カップルや夫婦には避けるべきです。
  •  緑色の帽子 - 「妻や恋人が浮気している」という意味のスラングのため、男性への贈り物としては最大級のタブーです。
  • 刃物・ハサミ - 「縁を切る」意味で、恋人や夫婦間では避けられることがあります。

 

日本での主なタブー:

  •  櫛(くし) - 「苦」「死」を連想させるとして、伝統的に贈り物には不向きとされます(ただし、最近では気にしない人も増えています)。
  •  ハンカチ - 「手巾=手切れ」を連想させ、別れを意味するとされることがあります(特に目上の人へは避ける傾向があります)。
  •  4個、9個セット - 「四(し)が死」、「九(く)が苦」に通じるとして、贈り物の数を避ける習慣があります。
  • 靴下・靴 - 目上の人に対しては「相手を見下す」という意味で失礼にあたるとされることがあります。

 

 数字にも込められた思い

中国では、数字の持つ縁起の良し悪しが非常に重視されます。

 

縁起の良い数字:

  •  8(八:バー) - 「発財(お金持ちになる)」の「発」に発音が似ており、最も縁起が良い数字とされています。車のナンバープレートや電話番号に「8」が連なると高額で取引されることも。
  •  6(六:リウ) - 「順調」を意味する「溜」と発音が似ており、物事が滑らかに進むことを願う数字です。
  •  9(九:ジウ) - 「長久(永遠)」の意味で、結婚祝いなど長続きを願う場面で好まれます。

そのため、紅包の金額も88元、168元、888元など、縁起の良い数字の組み合わせを選ぶのが一般的です。逆に「4(死)」は贈り物の数量や金額に使うことは避けられます。

 

日本でも「4」「9」は避ける傾向がありますが、中国のような「8」への特別な執着はあまり見られません。ただし、日本でも「8」は末広がりで縁起が良いとされるため、結婚祝いなどで使われることもあります。

 

 受け取り方のマナーも違う

中国: 公式な場や目上の人から贈られた場合は、その場で開封せず、後で開けるのが礼儀とされることが多いです。目の前で開けると「中身(特に金額)を確認している」と思われる可能性があるためです。ただし、親しい友人や家族の間では、その場で開けて喜びを表現することも増えています。

 

日本: 贈り主が「開けてみてください」と促す場合が多く、特に親しい間柄では、その場で開けて喜びを直接伝えることが好まれます。「すぐに開けないのは、興味がないと思われる」と感じる人もいます。

 

いずれにせよ、これは一般的な傾向であり、場面と相手との関係性を考えて臨機応変に対応することが最も大切です。

 

 まとめ

贈り物一つとっても、これほど多くの文化的背景と配慮が込められています。中国では色と数字の縁起、中身の実用性や価値を重視し、日本では包装の美しさや丁寧さ、季節感を大切にする傾向が見られます。

 

中国の友人にプレゼントを贈るなら、「8」が入った金額の紅包や、赤い包装のギフトが喜ばれるでしょう。逆に時計や梨は避けるのが無難です。言葉だけでなく、こうした文化的な知識をほんの少し心に留めておくだけで、交流はよりスムーズで温かなものになりますよ。

 

【今日の中国語フレーズ】

- 红包 (hóngbāo) - 赤い封筒、お祝い金

- 恭喜发财 (gōngxǐ fācái) - 新年おめでとう&金運を祈る挨拶

- 一点心意 (yìdiǎn xīnyì) - ささやかな気持ちです(贈り物を渡すときの謙遜表現)

 

中国×日本 比較文化シリーズ【第2回】食事のマナー:「残す」か「完食」か?

大家好、みなさん、こんにちは!

前回の「ありがとう」の文化に続き、今回は食事のマナーについてお話しします。

実は、食卓でのマナーほど文化の違いが表れる場面はないと私は思います。

 

中国日本食事マナー比較:残すか完食か

 中国では「少し残す」のがマナー?

日本人が中国で会食や宴会に参加すると、必ず驚くことがあります。それは料理を少し残すのが礼儀とされることです。

 

中国の伝統的な考え方では、お皿をピカピカに完食してしまうと「料理が足りなかった」「もっと食べたかった」というメッセージになってしまいます。逆に少し残すことで、「十分なおもてなしを受けました」「お腹いっぱいです」という感謝の気持ちを表現するのです。

 

特に招待された側、お客さんの立場では、最後の一口を残すことが、ホストへの敬意を示す方法なのです。ただし、中国の南部や香港の華人コミュニティでは、取り分けやマナーがより洗練され、完食志向が強い場合があるため、地域差も考慮すると良いでしょう。

 

 日本の「完食」文化

一方、日本では真逆です。「残さず食べる」ことが作り手への最大の敬意とされています。「お米一粒も残さない」という教育を受けた方も多いでしょう。

 

残すことは「美味しくなかった」「もったいない」というネガティブなメッセージになりかねません。飲食店でも、綺麗に完食したお皿を見て、料理人は「美味しく食べてもらえた」と喜びます。ただし、完食が基本ですが、満腹時など過度に強制せず、場面によっては少し残すのも可で、絶対的ではありません。

 

 現代中国では変化も

ただし、現代の中国、特に都市部では状況が変わってきています。若い世代を中心に、食品ロスへの意識が高まり、「光盤行動(グァンパンシンドン)」という「お皿を空にする運動」が広がっています。

 

2013年頃から始まったこの運動は、SNSでも話題になり、レストランでも完食を推奨するポスターを見かけるようになりました。環境意識の高まりとともに、食事マナーも進化しているのです。

 

 

 取り分けスタイルの違い

もう一つの大きな違いが料理の取り分け方です。

 

中国では大皿料理を円卓で囲み、各自が取り箸(公筷:ゴンクァイ)で取り分けます。これは分かち合いの文化を象徴しています。「一緒に食べる」ことで親密さを深め、様々な料理を少しずつシェアすることを楽しみます。

 

日本では個別の膳やプレートで提供されることが多く、自分の分が明確です。もちろん居酒屋などでは取り分けもしますが、中国ほど「シェアが前提」ではありません。

 

 言語学習のヒント

食事の場面で使える中国語をマスターしましょう!

 

レストランでの便利フレーズ:

  • 我吃饱了 (wǒ chī bǎo le) - お腹いっぱいです
  • 太好吃了 (tài hǎochī le)- とても美味しいです
  • 请慢用 (qǐng màn yòng)- ごゆっくりどうぞ(料理を出すとき)
  • 我们打包吧 (wǒmen dǎbāo ba) - 持ち帰りにしましょう

 まとめ

「残す」か「完食」か、この一つのマナーに、それぞれの国の価値観が詰まっています。中国では「おもてなしへの感謝」を残すことで表現し、日本では「作り手への敬意」を完食で表現する。

 

どちらも相手を思いやる気持ちは同じです。大切なのは、その国の文化を理解し、尊重すること。中国で食事をする際は、少し残しても大丈夫。日本では完食が喜ばれる。この知識があれば、より豊かな異文化交流ができますね。

 

【今日の中国語フレーズ】

光盘行动 (guāngpán xíngdòng) - お皿を空にする運動

公筷 (gōngkuài) - 取り箸

干杯 (gānbēi) - 乾杯!(杯を空にする意味)干杯!

 

次回は「プレゼント・贈り物の習慣」について、面白い違いをご紹介します。赤い封筒「紅包」の秘密もお楽しみに!

 

 中国×日本 比較文化シリーズ【第1回】「ありがとう」の言い方で見える文化の違い

 

大家好、みなさん、こんにちは!

 

今日から新しいシリーズ「中国×日本 比較文化全20回」をスタートします。

 

言語の違いから見える文化の違いを一緒に探っていきましょう。

 

日中「ありがとう」文化の違い

 

 日本人が戸惑う中国の「谢谢」事情

知り合いのある中国人留学生から、こんな質問を受けたことがあります。「日本人はどうしてそんなに『ありがとう』って言うんですか?」

 

逆に、日本人が中国に行くと「中国人は『谢谢』をあまり言わない」と感じることが多いようです。

 

実は、これは「感謝しない」わけではなく、感謝を表現する文化的なルールが違うのです。

 

 

 中国では「谢谢」を言わない場面

中国では、家族や親しい友人の間で「谢谢」を頻繁に使うと、逆によそよそしく感じられてしまいます。例えば、家族が作ってくれた食事に毎回「谢谢」と言うと、「家族なのに他人行儀だな」と思われることも。

 

親しい関係では、感謝の気持ちは言葉ではなく、行動や態度で示す文化が根付いています。次回自分が料理を作ったり、相手を助けたりすることで、感謝の気持ちを「返す」のです。

 

ただし、最近の若者世代や国際的な影響で「谢谢」をより頻繁に使う人も増えていますが、伝統的にはこのような傾向が強いです。また、中国の南部や香港・マレーシアの華人コミュニティでは、丁寧語がより多用される場合があるため、地域差も考慮すると良いでしょう。

 

 日本の「ありがとう」は潤滑油

一方、日本では家族にも「ありがとう」を言うことが推奨されます。コンビニで買い物をしても、エレベーターのドアを押さえてもらっても「ありがとうございます」。これは人間関係の潤滑油として機能しています。

 

中国人から見ると、「そこまで言わなくても…」と感じる場面でも、日本人は感謝の言葉を口にします。これは礼儀正しさというより、円滑なコミュニケーションを維持するための文化的な習慣なのです。ただし、「ありがとう」は確かに潤滑油ですが、過度に使わない場面(例: 非常に親しい間での沈黙の感謝)も稀にあり、絶対的でないことを覚えておくとバランスが取れます。

 

 言語学習のヒント

この違いを知っておくと、中国語学習がもっと楽しくなります!

 

中国語を話すときのポイント:

- 店員さんやタクシー運転手には「谢谢」を使う

- 親しい友人には「谢谢」より具体的な行動で返す

- ビジネスシーンでは丁寧に「非常感谢」「多谢」を使う

 

逆に中国人の方が「谢谢」を言わなくても、失礼なわけではありません。それなりの感謝の表現方法があるのです。

 

 

 まとめ

言葉の使い方の違いは、その国の人間関係の捉え方を映す鏡です。中国では「内と外」の区別が明確で、親しい人には言葉より行動で示す文化。日本では誰に対しても言葉で丁寧に感謝を伝える文化。

 

どちらが正しいということはありません。大切なのは、その違いを理解し、相手の文化に合わせたコミュニケーションができることではないでしょうか。

 

 

【今日の中国語フレーズ】

- 谢谢 (xièxie) - ありがとう

- 非常感谢 (fēicháng gǎnxiè) - 大変感謝します

- 不客气 (bú kèqi) - どういたしまして

次回は「食事のマナー」について、中国と日本の面白い違いを紹介します。お楽しみに!
 

 

【中国語 初心者】パンダから学ぶ中国語&中国文化

 

大家好、みなさん、こんにちは。


上野動物園の双子パンダ、帰ってしまいますね。

今日は「パンダのニュース」を入り口に、中国語初心者でも楽しく続けられる中国語学習のコツ、そして中国文化の見え方までまとめます。

パンダの赤ちゃん、中国語学習の親友

上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」「レイレイ」観覧最終日とは

東京・上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」は観覧最終日を迎え、翌日に中国へ向けて出国予定。これにより国内は“54年ぶりにパンダ不在”になる、という報道でした。観覧は抽選で高倍率(約25倍)となり、会えた人も会えなかった人も、それぞれの形で別れを惜しむ声が紹介されています。

 

「パンダ」を中国語で言うと?初心者がまず覚えたい3語

中国語学習のコツは「心が動いた話題」を単語に変えること。パンダは最強の教材です。

1) パンダ=熊猫(xióngmāo)

漢字で見ると「熊+猫」。見た目のイメージと一致して覚えやすいですよね。

2) 動物園=动物园(dòngwùyuán)

上野動物園のニュースを見た瞬間にセットで覚えると、記憶の定着が速いです。

3) 返還=归还(guīhuán)

今回のように中国へ返す文脈で出やすい語。ニュース中国語にもつながります。 

 

中国文化としてのパンダ:なぜ「会えなくなる」と胸が痛むのか

パンダは単なる人気動物ではなく、中国文化を語るときに欠かせない存在です。

海外の動物園で暮らすパンダが「いつか中国へ戻る」仕組みは、多くの人に“国をまたいだつながり”や“交流”を意識させます。今回、観覧最終日に人々が「また来てほしい」「いつでも待ってます」と語る場面は、まさに感情が言葉を生む瞬間でした。こういう感情こそ、中国語 初心者が学習を続ける原動力になります。

 

「中国語学習のコツ」:ニュース1本で学習を回す方法

最後に、今日のニュースでできる簡単トレーニング。

  1. 「熊猫」「动物园」「归还」を声に出して3回

  2. 日本語で感想を1行書く(例:寂しい、また会いたい)
    例)寂しいけれど、シャオシャオとレイレイにまた会える日を信じて、心から「また会いたい」と思いました。

  3. 次にそれを中国語で言う練習
    例)虽然很舍不得,但我相信总有一天还能再见到“晓晓”和“蕾蕾”,我打从心底里想着:“还想再见到你们。”
    Suīrán hěn shěbùdé,dàn wǒ xiāngxìn zǒng yǒu yì tiān hái néng zài jiàndào “Xiǎoxiǎo” hé “Lěilěi”,wǒ dǎcóng xīndǐ lǐ xiǎngzhe:“Hái xiǎng zài jiàndào nǐmen.

パンダに会えた日、会えなかった日、その気持ちを中国語に変えられたらレベルがぐっと上がります。

 

中国語初心者も沼る!中国ドラマで学ぶジャンルと中国語学習のコツ

大家好、みなさん、こんにちは。

先日、対面レッスンで会話練習をしていた受講者さんが、ふとこう言いました。

「先生、中国ドラマ見たら、今日の単語が急に“生きた”気がします!」――この瞬間こそ、語学学習の醍醐味。

勉強が“暗記”から“体験”に変わるのですね。

臨場感ある学びは、ドラマ視聴とも相性抜群です。

 

中国ドラマ撮影風景と学習のコツ

中国ドラマは最高の「中国語学習のコツ」:まずは类型(ジャンル)を覚えよう

中国ドラマの話題は、会話の導入にも、HSK 対策の語彙強化にも使える万能テーマ。


そこで鍵になるのが「类型(lèixíng):ジャンル」です。


たとえば友達におすすめを聞くとき、こんな一言が言えるだけで世界が広がります。

よく出るジャンル(类型 lèixíng)

  • 喜剧 xǐjù:コメディ

  • 爱情 àiqíng:ラブストーリー

  • 悬疑 xuányí:サスペンス

  • 武侠 wǔxiá:武侠(ぶきょう)

  • 古装 gǔzhuāng:時代劇(古代衣装もの)

  • 家庭 jiātíng:ホームドラマ

  • 犯罪 fànzuì:犯罪もの

  • 科幻 kēhuàn:SF

  • 历史 lìshǐ:歴史ドラマ

  • 传记 zhuànjì:伝記ドラマ

  • 奇幻 qíhuàn:ファンタジー

この単語は、ドラマ紹介文・レビュー・配信サイトの分類で頻出です。
 

 

中国語初心者向け:ドラマ学習を「挫折しない形」にする3ステップ

1) 最初は「ジャンル+一言感想」だけでOK

いきなり長文は不要。まずは
「我喜欢悬疑。Wǒ xǐhuan xuányí.(サスペンスが好き)」
「这个很好笑。Zhège hěn hǎoxiào.(これ、笑える)」
のように短く勝つ。短文で勝つ癖が、会話力を作ります。

 

2) 1話まるごとではなく「3〜4分」で回す

忙しい人ほど、短時間反復が効きます。二条城を舞台にした“各3〜4分×10本”のように、短い素材で積み上げる学び方は、ドラマ学習にもそのまま応用できます。 

 

3) HSK 対策は「言い換え練習」で伸びる

ドラマで見た表現を、テキスト表現に寄せて言い換える。

これがHSKの読解・作文にも効きます。

独学で迷いやすいHSKも、マンツーマンで道筋を作ると早いですよ。 
 

 

ドラマ×体験で“記憶のフック”を作る

 

ドラマの中国語は、感情が乗っているから覚えやすい。でも、さらに強くする方法があります。

それが「場所の記憶」と結びつけること。

当教室では、オンライン/対面レッスンに加え、二条城や伏見稲荷などを題材にしたリアルな体験型学習で、“言葉が風景と一緒に残る”設計を大切にしています。

二条城での講座では、建物や数字、色などの基礎語彙から実用表現まで学べるので、そこで学んだ単語が記憶に残って、ドラマを見たときで聞こえた単語が「あ、これ知ってる!」に変わりやすいです。 


さらに、対面なら空気感や表情まで含めてやり取りできるのも大きなメリットです。

 

まとめ:中国ドラマは、娯楽でありながら最強の教材。

まずは类型(ジャンル)を覚えて、短い感想を言うところから始めましょう。

そこに「オンライン 中国語」や「二条城 中国語」の体験型レッスンを組み合わせれば、学びはもっと立体的になります。

 

最後に質問です。あなたはどの类型が好きですか?


「喜剧」「爱情」「悬疑」…コメントで教えてください。あなたの好みに合わせて、中国語 初心者でも楽しめる“次の一歩”の学習プランを提案します。

 

「四字熟語」をマスターする中国語学習のコツ その2

 

大家好、みなさん、こんにちは。

 

今回は超実践編として、二条城で実際に使える会話の中に前回紹介した四字熟語を取り入れた表現をご紹介します。

 

二条城で中国語会話。四字熟語を学ぶ

二条城(初心者向け)会話:10往復

登場人物:A(旅行者)/B(案内役)

 

A:你好!这里是二条城吗?

Pinyin:Nǐ hǎo! Zhèlǐ shì Èrtiáo Chéng ma?

日本語訳:こんにちは!ここは二条城ですか?

B:是的,欢迎你来。

Pinyin:Shì de, huānyíng nǐ lái.

日本語訳:はい、ようこそ。

 

A:今天人多吗?

Pinyin:Jīntiān rén duō ma?

日本語訳:今日は人が多いですか?

B:很可能人山人海

Pinyin:Hěn kěnéng rén shān rén hǎi.

日本語訳:かなり人でいっぱいかもしれません。

 

A:我想先拍照,再进去。可以吗?

Pinyin:Wǒ xiǎng xiān pāizhào, zài jìnqù. Kěyǐ ma?

日本語訳:先に写真を撮ってから入ります。いいですか?

B:可以,我们先在门口拍。

Pinyin:Kěyǐ, wǒmen xiān zài ménkǒu pāi.

日本語訳:いいですよ。まず入口で撮りましょう。

 

A:我中文不太好,你能说慢一点吗?

Pinyin:Wǒ Zhōngwén bú tài hǎo, nǐ néng shuō màn yìdiǎn ma?

日本語訳:中国語があまり得意じゃないので、ゆっくり話してもらえますか?

B:当然可以。学要日积月累

Pinyin:Dāngrán kěyǐ. xué Zhōngwén yào rì jī yuè lěi.

日本語訳:もちろん。中国語は日々の積み重ねが大事です。

 

A:我每天学十分钟,可以吗?

Pinyin:Wǒ měitiān xué shí fēnzhōng, kěyǐ ma?

日本語訳:毎日10分勉強でもいいですか?

B:很好!这样也会日积月累

Pinyin:Hěn hǎo! Zhèyàng yě huì rì jī yuè lěi.

日本語訳:いいですね!それでも積み重ねになります。

 

A:里面会不会更挤?

Pinyin:Lǐmiàn huì bú huì gèng jǐ?

日本語訳:中はもっと混みますか?

B:周末的话,常常人山人海

Pinyin:Zhōumò de huà, chángcháng rén shān rén hǎi.

日本語訳:週末なら、よく人でいっぱいです。

 

A:我想学一句:二条城很美。

Pinyin:Wǒ xiǎng xué yí jù: Èrtiáo Chéng hěn měi.

日本語訳:「二条城はきれいです」って言いたいです。

B:很好!继续日积月累,会更自然。

Pinyin:Hěn hǎo! Jìxù rì jī yuè lěi, huì gèng zìrán.

日本語訳:いいですね!積み重ねれば、もっと自然になりますよ。

 

A:参观完,我想去吃饭。你有推荐的餐厅吗?

Pinyin:Cānguān wán, wǒ xiǎng qù chīfàn. Nǐ yǒu tuījiàn de cāntīng ma?

日本語訳:見学のあと、ご飯に行きたいです。おすすめのレストランはありますか?

B:可以,我带你去附近。

Pinyin:Kěyǐ, wǒ dài nǐ qù fùjìn.

日本語訳:いいですよ、近くへ案内します。

 

A:谢谢你!今天真的帮了我大忙了。

Pinyin:Xièxie nǐ! Jīntiān zhēnde bāng le wǒ dàmáng le.

日本語訳:ありがとう!今日は本当に助かりました。

B:不客气,祝你万事如意

Pinyin:Bú kèqi, zhù nǐ wàn shì rú yì!

日本語訳:どういたしまして。何事も順調にいきますように!

 

A:我也祝你万事如意!下次再见。

Pinyin:Wǒ yě zhù nǐ wàn shì rú yì! Xiàcì zàijiàn.

日本語訳:私もあなたに、万事うまくいきますように!また今度。

B:下次见!

Pinyin:Xiàcì jiàn!

日本語訳:またね!

 

使い方ワンポイント(二条城)

「人山人海」は「人が多い」の強調。混雑の“体感”が伝わります。

「日积月累」は学習の励ましに万能。「毎日少しでもOK」を自然に言えます。

「万事如意」は別れ際・メッセージの締めに便利。旅行のあいさつとしても好印象。

 

まとめ:四字熟語は、あなたの中国語に“芯”を入れる

四字熟語は難しい暗号ではありません。中国語初心者でも、汎用表現から始めれば会話が変わり、HSK 対策にも効き、さらに中国文化の見え方まで変わります。
もし「独学だと続かない」「京都で学びを実感したい」と感じたら、京都 中国語教室としての対面レッスンや、臨場感あるオンライン学習をぜひ試してみてくださいね。

 

四字熟語をマスターする女性

 

「四字熟語」をマスターする中国語学習のコツ その1

 

大家好、みなさん、こんにちは。


中国語を学んでいると、ある日ふと「単語は知っているのに、言いたいことが“締まらない”」と感じるときが来ます。

 

そんなとき、表現を一気に“格上げ”してくれるのが四字熟語。
 

今日は私が現場で何度も実感してきた「中国語学習のコツ」として、四字熟語の取り入れ方を京都の学びと結びつけてお話しします。

四字熟語をマスターする女性のイラスト

四字熟語は「中国語の圧縮ファイル」

四字熟語は、四文字で情景・評価・教訓まで詰め込む“濃縮表現”。中国文化の価値観が入りやすく、覚えるほど「中国文化」理解も深まります。さらに会話でも作文でも使えるので、HSK 対策にも直結します。

 

初心者がまず選ぶべきは「汎用性」

中国語 初心者は、難解な故事の四字熟語より先に、会話・メッセージ・旅行のあいさつまで幅広く“使い回せる”ものを選びましょう。たとえば:

  • 混雑・旅行描写系:人山人海(rén shān rén hǎi)(人でいっぱい、超混雑)

  • 継続・学習習慣系:日积月累(rì jī yuè lěi)(日々の積み重ねで力がつく)

  • あいさつ・締めの万能系:万事如意(wàn shì rú yì)(何事も思い通りに/順調に)

ポイントは「1つ覚えたら、例文を3つ作る」。これが定着の最短ルートです。

 

例)

人山人海(rén shān rén hǎi)

  1. 二条城今天人山人海。Èrtiáo Chéng jīntiān rén shān rén hǎi.
    日本語訳:二条城は今日は人でいっぱいです。

  2. 车站也人山人海。Chēzhàn yě rén shān rén hǎi.
    日本語訳:駅も人でいっぱいです。

  3. 节日的时候更是人山人海。Jiérì de shíhou gèng shì rén shān rén hǎi.
    日本語訳:祝日(お祭り)のときは、なおさら人でいっぱいです。

日积月累(rì jī yuè lěi)

  1. 中文要日积月累。Zhōngwén yào rì jī yuè lěi.
    日本語訳:中国語は日々の積み重ねが大事です。

  2. 每天十分钟,日积月累就会进步。
    Pinyin:Měitiān shí fēnzhōng, rì jī yuè lěi jiù huì jìnbù.
    日本語訳:毎日10分でも、積み重ねれば上達します。

  3. 词汇也是日积月累记住的。Cíhuì yě shì rì jī yuè lěi jìzhù de.
    日本語訳:語彙も、日々の積み重ねで覚えていくものです。

万事如意(wàn shì rú yì)

  1. 祝你在京都万事如意!
    Pinyin:Zhù nǐ zài Jīngdū wàn shì rú yì!
    日本語訳:京都で何事も順調にいきますように!

  2. 新年快乐,万事如意!
    Pinyin:Xīnnián kuàilè, wàn shì rú yì!
    日本語訳:明けましておめでとう、何事も順調に!

  3. 考试顺利,万事如意!
    Pinyin:Kǎoshì shùnlì, wàn shì rú yì!
    日本語訳:試験がうまくいきますように、何事も順調に!

次回は超実践編として、二条城で実際に使える会話の中に四字熟語を取り入れた表現をご紹介します。

 

 

中国語初心者必見、上野パンダ返還ニュースで学ぶ!

 

大家好、みなさん、こんにちは。

 

今日は「上野動物園のパンダ返還」という最新ニュースを題材に、中国語 初心者でも“ニュースで学べる”中国語学習コツや間違いやすい点を整理します。

 

上野動物園のパンダ返還:何が起きた?

東京・上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイは1月27日に中国へ返還予定で、日本からパンダがいなくなる見通しです。これを受けて中国外務省は記者会見で、返還は予定通りとしたうえで、「日本の皆さんが中国にパンダを見に来ることを歓迎する」と述べました。 
上野パンダ返還ニュースで学ぶ中国語


実践!ニュースで伸ばす中国語学習コツ(初心者OK)

今日のキーフレーズはこちらでした:

我们知道在日本有一大批大熊猫的粉丝,我们欢迎日本民众来中国看大熊猫。
(日本には大勢のパンダファンがいると承知している。日本の皆さんが中国にパンダを見に来ることを歓迎する。)

この1文だけで、「ニュースでよく出る言い回し」「語順」「丁寧さ」がまとめて練習できます。

 

 文の分解:2つの“定番構文”でできている

 ① 我们知道…(私たちは〜と認識している)

我们知道 + 文 で「〜と分かっている/承知している」。
 

  • 我们知道在日本有…粉丝
    「日本に…ファンがいる(ことを)承知している」

注意点(初心者がつまずく所)

  • 知道は「知っている」ですが、ニュース文では「承知している」のように丁寧寄り。

  • 「知ってるよ!」のカジュアルな感じにしたいなら、会話では 我知道啊 など別の言い方になります(ニュースとは温度差が出る)。

② 欢迎…来…看…(〜が…に来て…することを歓迎)

後半は王道の歓迎表現:

  • 我们欢迎 + 人 + 来 + 場所 + 動詞
    例:我们欢迎日本民众来中国看大熊猫。
    「私たちは日本の皆さんが中国に来てパンダを見ることを歓迎します」

注意点(語順)

日本語は「中国に(行って)パンダを見に来る」ですが、中国語は
来 + 場所 + 看(動詞) の順で組み立てるのが自然です。
つまり、頭からそのまま「来中国看…」と置くのがコツ。

 

単語のポイント

  •  一大批(yí dà pī)=大勢の/まとまった数の

一大批 + 人 で「かなりの人数の〜」

口語なら 很多 でもOK。ただしニュースは少し硬めにして 一大批 を使いがち。

 

  •  大熊猫(dàxióngmāo)=ジャイアントパンダ

中国語では「パンダ=熊猫」ですが、ニュースでは正式寄りに 大熊猫 をよく見ます。
ちなみに上野の“シャオシャオ/レイレイ”は中国語表記だと「晓晓」「蕾蕾」として報じられています。

 

  •  民众(mínzhòng)=一般の人々

日本民众 は「日本国民」という硬い政治語というより、「一般の皆さん」寄りのニュアンス。

もっとフラットなら 日本朋友(日本の友人たち) などもよく使われます。

 

ありがちなミス&注意点(ここ重要)

  • 「来中国看大熊猫」を「看大熊猫来中国」としない

中国語は基本、
来(移動)→ 場所 → 看(目的行動) の順。
目的の動詞を先に出すと不自然になりやすいです。

 

  • 「我们欢迎」=主語を落とさない方がニュースでは自然

会話なら「欢迎你来!」のように主語なしもOK。
ただし声明・記事では 我们 を置いて、組織としての立場を明確にします。

 

 

今日の仕上げ:音読用ミニ練習(30秒)

  1. まず1回ゆっくり:
    我们 / 知道 / 在日本 / 有一大批 / 大熊猫的粉丝。
    Wǒmen / zhīdào / zài Rìběn / yǒu yídàpī / dàxióngmāo de fěnsī.

  2. 次にリズムで:
    我们欢迎 / 日本民众 / 来中国 / 看大熊猫。
    Wǒmen huānyíng / Rìběn mínzhòng / lái Zhōngguó / kàn dàxióngmāo.

「区切って→つなげる」が中国語初心者の最短ルートです。

 

練習してみてくださいね。ウインク

 

中国GDP「5.0%成長」ニュースで作る7日間ミニ課題

 

大家好、みなさん、こんにちは。


「HSK3級相当で2年学んだのに、ニュースになると急に歯が立たない…」——これ、実は“実力不足”ではなく“練習の設計不足”です。

 

そこで今日は、中国国家統計局が発表した2025年GDP(実質+5.0%)という最新ニュースを素材に、レベルアップを狙うための7日間ミニ課題(音読・単語・要約)を、講師目線でギュッと組み立てます。数字は冷たい。でも、伸び方は熱くできます。 
 

7日間ミニ課題:GDP成長とHSK4級学習

このニュースをHSK3級レベルに書き直しました。

中国国家统计局在1月发表数据:2025年中国GDP比上一年增长5.0%,达到了政府“5%左右”的目标。消息说,消费、服务业等对经济有帮助,但很多人也担心房子不好卖、价格不稳定。因为外贸环境有变化,未来增长可能会更慢。政府表示,会继续推动就业、投资和市场信心,让经济更稳定。

ピンイン
Zhōngguó Guójiā Tǒngjìjú zài yī yuè fābiǎo shùjù: èr líng èr wǔ nián Zhōngguó GDP bǐ shàng yī nián zēngzhǎng bǎifēnzhī wǔ diǎn líng, dádào le zhèngfǔ “bǎifēnzhī wǔ zuǒyòu” de mùbiāo.
Xiāoxī shuō, xiāofèi, fúwùyè děng duì jīngjì yǒu bāngzhù, dàn hěn duō rén yě dānxīn fángzi bù hǎo mài, jiàgé bù wěndìng.
Yīnwèi wàimào huánjìng yǒu biànhuà, wèilái zēngzhǎng kěnéng huì gèng màn.
Zhèngfǔ biǎoshì, huì jìxù tuīdòng jiùyè, tóuzī hé shìchǎng xìnxīn, ràng jīngjì gèng wěndìng.

日本語訳
中国国家統計局は1月にデータを発表した。2025年の中国のGDPは前年より5.0%成長し、政府が掲げる「5%前後」の目標を達成した。報道によると、消費やサービス業などは経済に役立っているが、多くの人は住宅が売れにくいことや価格が安定しないことを心配している。また、対外貿易をめぐる環境に変化があるため、今後の成長はより遅くなる可能性がある。
政府は、雇用・投資・市場の信頼を引き続き進め、経済をより安定させるとしている。

 

7日間ミニ課題(HSK4級向け):音読×単語×要約の黄金ループ(本文準拠)

Day1:1文要約(30秒で言い切る)

音読:主文を3回(つかえた所に印)

要約(中国語で1文): 「国家统计局说,2025年中国GDP增长5.0%,达到政府‘5%左右’的目标。」
(Nàguó tǒngjìjú shuō, 2025 nián Zhōngguó GDP zēngzhǎng 5.0%, dádào zhèngfǔ “5% zuǒyòu” de mùbiāo.)


Day2:動詞だけ暗記(名詞は後でいい)

単語セット(動詞中心): 达到/担心/推动/保持
(達成する・心配する・進める・保つ)

ミニ作文(本文に合わせる): 「很多人担心房子不好卖,价格不稳定。」
(Hěn duō rén dānxīn fángzi bù hǎo mài, jiàgé bù wěndìng.)


Day3:数字の読み・言い換え(得点源)

音読:数字「5.0%」「5%左右」を声に出す(3回)

言い换え(同じ意味で2パターン):

  1. 「GDP增长了5.0%。」
  2. 「增长率是5.0%。」
    +もう一つ(目標)
  3. 「达到了‘5%左右’的目标。」

Day4:因果(因为〜所以〜)でニュースを会話化

目標:理由を1つ足して2文にする(本文の範囲内)

例: 「因为消费和服务业对经济有帮助,所以GDP保持增长。」
(Yīnwèi xiāofèi hé fúwùyè duì jīngjì yǒu bāngzhù, suǒyǐ GDP bǎochí zēngzhǎng.)


Day5:対比(但是/一方面…另一方面…)でHSK4級の文へ

本文にある要素で「良い点 vs 心配」を作る

例A(但是): 「消费和服务业有帮助,但是很多人担心房子不好卖。」

例B(一方面…另一方面…): 「一方面消费和服务业带来帮助,另一方面外贸环境有变化,未来可能更慢。」


Day6:60秒スピーキング(録音して自己添削)

お題:「2025年中国经济怎么样?」

条件(本文に合わせる):

  • 数字を1つ入れる:5.0%
  • 连接词を2つ使う:因为/但是/所以 の中から2つ
  • “政府做什么”を1つ入れる:推动就业/投资/市场信心(どれか)

話す例(そのまま読んでOK): 「我看,2025年中国GDP增长5.0%,达到了目标。因为消费和服务业有帮助,所以经济在增长。但是外贸环境有变化,很多人也担心房子不好卖。政府说要推动就业、投资和市场信心,让经济更稳定。」


Day7:HSK4級風まとめ(80〜120字)

構成テンプレ(本文に合わせる): ①GDP結果 → ②助けになった点 → ③心配点(房子/外贸)→ ④政府の動き
 

まとめ例(80〜120字): 「国家统计局说,2025年GDP增长5.0%,达到‘5%左右’目标。消费和服务业有帮助,但房子不好卖、价格不稳定让人担心。外贸环境变化,未来可能更慢。政府会推动就业、投资和信心,让经济更稳定。」
 

学びを“続く形”に

7日で火をつけたら、次は継続の仕組みです。


ひとりだと迷いやすい人は、テキストに沿って段階的に進め、会話練習や共有で理解を深めるオンライン 中国語のグループ講座が相性◎です。


また、HSK 対策はマンツーマンで弱点を潰し、級に合わせて計画的に積み上げるのが王道。

 

講師が公認試験監督官登録者という安心感も、学習の迷いを減らします。 

 

結論:HSK4級は「難しい単語」より「要約の型」で取れる

HSK3級相当の土台を持っていあなたに次に必要なのは、ニュースを“読む”より先に、“要点で言う”力。


今日から7日、このGDPニュースで回してみてください。

 

終わる頃には、ニュースが怖いものではなく、あなたの中国語を押し上げる道具になります。