3月末の骨シンチとPET-CTを含む精密検査では異常は見られない。
放医研でもがんセンターでも「異常なし」の所見を頂く。

同時期に整形外科で腰椎MRIも取り、ヘルニアからくる坐骨神経痛との診断を受けた。
臀部と太ももは痛かったがそれ程でも無く、転移とは殆ど考えなかった。

しかし今腰部CTをよく見直すと骨盤内の像に不明瞭な境界がある。
この時に「骨盤のMRI」も直訴して取っていれば3月末に発見できたかも知れない。

4月末、ついに痛みから眠れなくなり鎮痛剤を飲み始める。
整形外科的には「ものすごくありふれた」症状らしく経過観察を続ける。
(MRIの予約を取ろうとしたら1ヶ月待ち、、。がんセンターで取る事にする。)
整体や鍼で症状が多少軽快する事もあり、完全に「整形外科的」症状と思ってしまう。

5月14日定期検診時に「念のため」と言い張り、なんとかMRIの予約を入れてもらう。
結果、転移がほぼ確実になった。

想像しにくい時期、場所、転移状態な事は否めないが私は2つのミスを犯している。
・3カ所の病院の見解が一致したとはいえ、他者の意見を無批判に信じたこと。
・CT検査を過信し、どんな手を使ってもMRIを取ろうとしなかったこと。
 (MRIにこれ程の威力が有ることを初めて知った。)

もうリカバリー出来ないほどの致命的ミスである可能性が高いが
私の失敗例をブログに記載する事で少しでもご参考頂ければ幸いに思う。