昨日少し触れましたが、

学習塾業界は、今の時期が1年で最も閑散期です。

おそらく90%の学習塾は、このGW中は休校しています。

 

なぜなら、

5月末から6月にかけて、夏期講習の準備に入るからです。

つまり、

ここから、夏休みが終わるまでの8月末までは多忙を極めるので、

今のうちにしっかり休んでおいてください。

ということですね。

 

その準備というのは、

夏期面談という名の、言ってしまえば、

夏期講習獲得のための面談です。

 

これは、大手塾にとって1年で最大のイベントで、

この時期で、どれだけ講習を獲得できるかどうかで、

その年の業績が読めます。

 

なぜなら、

夏期講習がコケると、

冬(冬期講習)も、だいたい連鎖するからです。

長い夏休みで講習を取らない生徒が、短い冬休みで取るかという話ですね。

 

その仕組みを分かっている塾ほど夏期講習は必死になり、

必死になりすぎた一部の塾では、

夏期面談をやる目的が、生徒目線ではなくなり、

売上目線に変わります。

 

その場合、

言っていることは生徒目線っぽいですが、

目的が「講習獲得」という、会社員としての営業活動になります。

 

これは、会社員としては当然の行動ですが、

そんなことは関係ない保護者からすると、

それを営業と感じてしまうと、講習を取るはずがありません。

 

なので、

生徒の成績や志望校、これからの目標などに目を向けさせて、

「そのためにこれだけの講習が必要」という角度から攻めるしかありません。

 

 

しかし、これが会社員としてやるべき行動です。

雇われている以上は、

GWはキッチリ休んでもらい、そのぶん働くべき時にはしっかり働く。

会社としての理想は、

onとoffのメリハリをつけて働いてもらい、掲げた目標を達成することです。

 

もうお気づきかと思いますが、

そうすると、

会社員として、その会社を大きくしたいという想いがある人ほど、

夏期講習の捉え方は、売上の方に傾倒していくもの。

 

「この子の成績をあげる」という想いを一番上に見せつつ、

「料金が高い」と言われても、涼しい顔をしながら、

自分の提案をできるだけ通すような面談を、展開していかないといけません。

 

こう考えると、

学習塾も、勉強だけできるような人は要らないんです。

学習塾がこうなら、勉強がすべてではないということです。