きずな出版さんの「世界一ワクワクするリーダーの教科書」という本を読んで、私の心に響いた内容を1つ紹介させてください。
著者：大嶋啓介
リーダーシップには2種類あります。
メンター型リーダーシップとコントローラー型リーダーシップです。
まず、コントロール型から紹介しますね。
コントローラー型とは、部下を自分の思い通りにコントロールすることでチームとしての目的を達成しようということです。権限や恐怖、飴と鞭でコントロールするのですが、その結果生まれる部下とは「指示待ち人間」「自分の意志がない」「リーダーの顔色ばかり伺う」といった状態になっているそうです。
では、メンター型ではどうでしょう。自分が先頭に立って実践し見本となる。できなかったことに対するフォローをかかさない。そういったリーダーから生まれる部下とは、「あの人と一緒に仕事がしたい」「あの人の元で学びたい」「あの人の夢を叶えたい」こうなるそうです。
そのメンター型で重要となるのが「生き様」です。
通常、上司とは部下を能力でみている人が多いでしょう。しかし、部下は違います。部下は上司の人柄でついていくかどうかを判断しています。つまり、上司の普段の生活態度や仕事に対する実直さ、部下（自分）のことをどれだけ気にかけてくれているか等から「生き様」を評価して惹かれていくのです。
ここからは私の感想です。
もし、関係を良好なモノにしながら仕事に対して実直に努力して結果を出す部下を欲しているそこのアナタ。
コントローラー型では、部下が育たなくイライラしてしまう悪循環を生むだけです。
部下が悪いのではありません。アナタが悪いのです。
アナタは絶対に相手を変えることはできません。ですが、アナタの行いを見た相手が自分から変わろうとすることはあります。
メンター型とはつまりそういうことだと思います。
良きリーダーでありたいなら、アナタの「人間性」を磨いて「生き様」を見せつけてやりましょう！！