挑戦とは、目標を叶える為にはどうしたらいいのかを考えて試行錯誤することだと思います。

 

失敗ありきと言ってはなんですが、成功回数よりも失敗回数の方が上回る状況を「挑戦した」と言うのではないかと考えています。

 

私は、社会福祉士という国家資格に挑戦しました。何度も失敗しました。今でも落ち続けています。

 

ソレは何故か?最近ようやくわかりました。

 

惰性で受けていたからです。

 

私は大学卒業時にはじめて社会福祉士国家試験を受験しました。しかし、結果は不合格。点数が5点ほど足りなかったのを覚えています。悔しい気持ちでいっぱいでした。当時仲の良かった友人たちの殆どが合格していたからです。

 

「あぁ~、僕にはやっぱり無理だったんだ。国家資格なんて僕の頭じゃ受かりっこないんだ」

 

その後、一応、学費を出してくれた両親から諦めるな何度でも受け直せば良いと言われたので6年間で5回受けましたが見事に玉砕。自分に言い訳しながら毎年高い受験料を納付していました。

 

「どうして受からないんだろう」そんなことを呟くこと6年。

 

この6年は挑戦していません。なぜなら惰性であり、ホントは不合格理由をわかっていたのに認められなかったからです。

 

仕事が忙しい。一人暮らしを始めたから色々大変だ。

 

でも、違うんです。そうじゃないんです。

 

私に足りなかったのは本気度と、自分に見合った勉強時間の確保でした。

 

それに気づかされたのが、2025年の2月に行われた社会福祉士国家試験の結果です。

 

合格したと思いましたか?いえ、また不合格でした。

 

けれど、あと2点のところまで久々に食らいついたのです。

 

昨年の後半に、私の人生の転換点となったであろう出会いがありました。今勤めている職場とそこの上司から教わった様々な心構えです。

 

私は、そこで知りました。

 

結果を良くしたいなら、失敗も成功も、その理由も素直に受け入れるべきだ。ホントは足りないと解っていた努力の時間。ホントは足りないと解っていた試験合格への本気度。

 

それが、私の勉強への姿勢や勉強の仕方に大きく影響を与えました。それだけじゃありません。私は仕事も精一杯頑張ると決めました。惰性でこなしちゃいけない。惰性でこなしていいことなんて何一つないんだってことに気づいたからです。

 

惰性とは、単に我が儘なだけなのです。

 

世の中は我が儘を許してくれるほど甘くないということを強く認識したのです。

 

すると、どうでしょう。同じ職場の仲間や上司たちから目に見える形で応援されていることがわかったのです。それを素直に受け入れられたのです。頑張ろうと思えたのです。

 

なんだかんだ初めてだったのです。本気で自分自身の挑戦を実践したのは。

 

正直、勉強中に高揚感のようなモノが湧き上がりました。応援されてる。これで合格すれば、もっと職場で活躍できそうだし、なによりも自分に自信がつくに違いない。

 

けれどもそれに気づいたのが遅かったのです。

 

もっと正確にいうと勉強に取り組むのが遅かったのです。

 

社会福祉士国家資格の最低勉強時間は、およそ3ヶ月みっちりやればといったところでしょう。

 

2月の試験に対して、行動を起こしたのは1月でした。

 

ですが、惰性だろうが勉強したことには変わりありません。ほんのちょっとだけ知識が定着していたのです。なのでおよそ1ヶ月の働きながらの勉強期間で、あと2点というところまで復帰できました。

 

もう少しです。もう少し期間と本気度があればきっと合格できていたのでしょう。けれども、落ち込むことはありませんでした。なぜならこの不合格を素直に受け入れる心構えができていたからです。

 

正直、自己採点時点でギリギリだったので、これで合格してもあまり嬉しくならないかもしれないとは予感していました。

 

ですので、次に考えることは明白でした。

 

次の試験までにできることをまとめて取り組もう。実践あるのみ。

 

それしか、頭にありませんでした。

 

次は3ヶ月みっちりやります。

 

どうして、今から始めないのかって思いましたか?

 

それには理由があります。

 

なぜなら、社会福祉士国家試験は年一回の試験です。つまり、かなり時間が空くんですね。では1年ある勉強期間をすべて使って社会福祉士に向けますかといわれたらソレはもったいない。というのが正直な感想です。

 

本気度が足りないんじゃないかと思われましたか?そうかもしれません。ですが、時間は有限であり効率性は常に何事にも求めなければならないのもまた事実です。これは言い訳かもしれない。けれど、だったら合格して見せれば良いのです。

 

二兎を追う者は一兎をも得ずという諺がありますが、敢えて私は追おうと思います。

 

なぜなら、私には6年以内の目標があるからです。

 

秘書検定の勉強をします。

日商簿記の勉強をします。

FP技能士の勉強をします。

宅建の勉強をします。

キャリアコンサルタントの勉強をします。

中小企業診断士の勉強をします。

社会保険労務士の勉強をします。

習慣についてのエキスパートになります。

起業のために1000万貯金します。

組織作りの勉強をします。

リーダーシップについて学びます。

速読をできるようになります。

効果的な情報分析が得意になります。

アメブロのランキングで1位をとります。

 

これだけやることがあります。なんならもっと必要になると思います。

 

これを口だけにするつもりは毛頭ございません。

 

やりますよ。私はやります。

 

高い目標と、有意識無能と有意識有能の反復横跳びに恐れない心。

 

それが、今の私の決意を強固にしています。なので、皆さんにも何か目標を持っていたけど挫折しそうだという方が居れば聴いてください。

 

再起はいつでもできます。その分だけアナタの挑戦は無駄になりません。アナタが素直に受け入れれば必ず成功する未来が待っています。

 

ですから、挑戦し続けましょう。私と一緒に。アナタのことは知りませんが、これを読んだアナタの心と私はきっと通じています。一度通じ合えば、どちらかが諦めるまで支え合えます。

 

私の中にアナタはいます。

 

アナタの中に私はいますか?