こんにちは。KEIです。
昨日のブログでは、
合格する要因は3つあり
「素直さ」「工夫」「自信」
であるいう話と、
「素直さ」がもたらす影響について説明しました。
今日は2つめの「工夫」について説明していきます。
一言で言うと、工夫とは
「自分を改善していく能力」
これを指します。
例えばめちゃくちゃ素直で、第一志望大学に受かる自信に
満ち溢れている人がいるとしましょう。
しかし彼は工夫、つまり自分を改善していく能力が全くありません。
自分を変えられないので、いつも同じ勉強法しかしませんし、
それを振り返り反省することもありません。
世の中にはもっと良い勉強法が無限にあるにも関わらず、です。
このような生徒は工夫ができる生徒に負けてしまうということは
明らかですよね。
私は「工夫」という抽象的な表現を使っていますが、この言葉には
・自分の勉強、生活等を振り返り、欠点を見つける力
・欠点を修正する、もしくはカバーする方法を考える力
・その方法を試す実行力
・自分を変えることを恐れない姿勢
などの要素が含まれています。
実は、自分を変えようとしない生徒は非常に多いです。
私の体感的に8割くらいの生徒はずっと同じ方法で勉強しようとします。
しかも恐ろしいことに、全員がそれを自覚していません。...
あなたもそうである確率は高いです。
ではなぜ生徒たちは変わろうとしないのか?
それは、変わらないことが楽だからです。
自分が慣れ親しんできたやり方をそのまま踏襲するということはとても楽です。
何も考える必要がありませんし、何も失うことがありません。
人間は本能的に変化を避ける生き物です。
なぜなら、変化を取り入れると、それが自分にとって合わない可能性があります。
新しく買った問題集が自分にしっくりくるとは限りませんよね。
自分が慣れている方法を捨ててまで合わない可能性がある選択肢を探るよりも、
今までのやり方をそのままやっちゃう方がリスクが少ないんです。
ここで、あなたに分かっていて欲しいことがあります。
それは、
「その場にとどまるということは、それ自体がリスクである」
ということです。
こうしている間にもあなたのライバルは試行錯誤を繰り返し、
勉強のパフォーマンスを上げようと努力しています。
その生徒はいち早く勉強の能率を上げ、多くのことを吸収し、
合格を勝ち取ります。
つまり周りが努力している状況だと、自分が立ち止まっていることは
相対的に他の人に差をつけられているということになるのです。
私は、自分に合っている方法を捨ててまで新しい方法を取り入れろと
言っているわけではありません。
今やっている勉強法が自分に合っているかどうかをいったん見直し、
合わないと感じたらそれは変えるべきだと言いたいのです。
その方法が自分にしっくり来ているのならぜひそれを続けてください。
しかし、例えば先生に紹介された勉強法が合っているかどうかも分からないまま
それを続けるということはとても危険です。
世の中には山ほど勉強法が存在します。
その中にはあなたにフィットするものがきっとあります。
わざわざ合わない方法にこだわる必要はないのです。
そしてある方法が自分に合うかどうかは実際に試してみないとわかりません。
しかし、自分に合う方法と出会ったならば、その時は理屈でなく本能的に
「あ、これ合うな!」と分かるものです。
ぜひ自分にふさわしい勉強法を見つけてください。
そして、それを実行する勇気を持ってください。
それができたとき、あなたは合格に一気に近づきます!
それでは!