こんにちは。KEIです。
今回は皆さんに、脳科学に基づいた「究極の睡眠の取り方」を紹介します。
睡眠というものは受験生に限らず全ての人間にとってめちゃくちゃ重要で、
睡眠についてまとめたこの記事は全日本人に読んで欲しいと思っているほどです(笑)。
皆さんは、お昼のあとの授業で眠くなったり、
夜に勉強を頑張ろうと思っても頭がボーっとして集中できなかったり、
という経験はありませんか?
その原因は、うまく睡眠を取れていないことにあります。
逆に、良い睡眠を取れていれば勉強の内容もガンガン頭に入ってきます。
睡眠を制するものは受験を制する!
と言っても過言ではありません。
今日の話では、そんな睡眠についての知識と
勉強に集中できる睡眠の取り方をお伝えします。
世の中には3種類の人間がいます。
夜にとても長い睡眠が必要な人(約10時間)
眠る時間が短くて済む人(約4時間)
その中間の人(約7時間)
の3種類です。
長く眠らなければならない人は、ロングスリーパーと呼ばれています。
過去の偉人では、相対性理論で有名なアインシュタインや、
ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげるが
ロングスリーパーだったと言われています。
反対に睡眠が短く済む人は、ショートスリーパーと言います。
ナポレオンやエジソンが代表的な人物です。
そして、世の中の9割はどちらでもない人達です。
さて、あなたはいったいどの種類でしたか?
あなたがもしロングスリーパーだったとしても、
またショートスリーパーでなかったとしても、
残念に思う必要はありません。
ネットで検索すれば、
“ショートスリーパーになる方法”
というような記事や商材が大量に出てきます。
あたかもショートスリーパーが優れている人間であるかのように。
最新の脳科学では、各人に必要な睡眠時間は生まれつき決まっており、
それは一生変わらないとされています。
つまり、例えばロングスリーパーの人が4時間睡眠で過ごそうとすることは
体が求めている睡眠を取れていないということであり、
昼間に眠気が襲ってきて効率が下がるだけでなく
体に負担がかかるすごく危険な行動です。絶対にやめましょう!
本来、ショートスリーパーだから優れている、ロングスリーパーだから劣っている、
という区別はありません。
大事なのは、起きている時間に何をするか、です。
1日10時間眠っていても、
アインシュタインは今までの物理学を覆すような業績を遺しましたし、
水木しげるは偉大な漫画を描き上げました。
自分の睡眠パターンをしっかり把握し、体に合った睡眠を取ることで
あなたの勉強のパフォーマンスは劇的に向上します。
アメリカで、平均的な7時間程度の睡眠を取る人を集めた実験が行われました。
その人たちは2習慣、普段より少ない6時間の睡眠で生活させられました。
その2週間の間に毎日テストが行われたのですが、
その人たちのテストのパフォーマンスは日に日に下がっていき、
2週間後には徹夜明けと同じレベルの点数だったそうです。
さらに驚くべきことに、被験者たちは自分たちのパフォーマンスの低下を
全く自覚していませんでした。
この実験で分かったことは、
適正な睡眠時間より少ない睡眠で生活していくということは
見えないナイフで思考力をどんどん削られていくようなものだということです。
今日私が言いたいことは今日の夜は睡眠時間を
しっかり確保しましょうということです。
とても単純な話なんです。そしてこれこそが究極の方法です。
でも、睡眠時間を削って勉強をするという受験生がほとんどです。
あなたもその一人になっていませんか?
今日のところはとりあえず寝て、
明日を一日エネルギッシュに過ごしましょう!
それでは!