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STUDIO CROSS 公式ブログ

六本木のSTUDIO CROSSの公式ブログです。
レコーディングの事やライブの事など書き込んでいくので是非ご覧ください。
http://studioxcross.com/

本日のテーマは前回に引き続き

「レコーディングの方法」です。
ざっくりと下記の3スタイルに分けて書いてみたいと思います。
その1・・・一般的なスタイル http://ameblo.jp/studioxcross/entry-11427982092.html
その2・・・一発録音と呼ばれるスタイル
その3・・・DTM

その2 編

リハーサルスタジオや、スタジオの同室で一斉演奏したものを録音する方法をちまた(ちまたってなんだろう?)では一発録音と呼んでいます。

マイク二本だけで録音する場合(リハスタの天井マイク等)や各楽器にマイクを立ててマルチトラック(たくさんのマイクを使い、あとでミキシングする)でレコーディングする方法など様々な規模のものが存在しますが、とにかくライブやリハーサルのように演奏してそれを録音する方法です。

大きなメリットとしては
■短時間で録音ができる。
■バンドのグルーブや一体感を出しやすい。
■リハーサルやライブと同じように普段と同じ環境で演奏が出来る(クリックを聞かなくても合わせられる)。

デメリットは
■音がかぶるために修正やミックスに限界がある。
※音がかぶるとは・・・
同室で複数の楽器とマイクを使用するので一つのマイクに色々な音が入ること。
例えば・・・ドラムのマイクにはギターの音が混入してしまい、ギターのマイクにもドラムが入ってしまう状態。
そういった事情でミックスの時にドラムをあげればギターも上がり、ギターを下げればドラムも下がる状態となります。

上記のような理由から一発録音には
音が悪い
演奏が上手くないと難しい
というイメージが一般的かと思います。

大問題となるのは音がかぶるという事であり、その部分を解消できれば
短い時間で録音ができる
部分的な録り直しもできる
音もよくなる
ということになります。

解決策の一つとして、
各演奏者がお互いの姿は見えるけれども音が漏れない個室に入り、ヘッドフォンで
お互いの音を聞きながら演奏するという録音方法もあります。
(大規模なスタジオを利用しなければならずコストがかかってしまいます。)

そんな金はない!!
(激しく同意)

そのような問題点を出来うる限り解決したシステムをSTUDIO CROSSでは導入しているのですがその話はまたの機会とします。


個人的な意見としてですが
レコーディング音源制作
という考えで短期間のレコーディングに挑んだ場合
その1 編で書いたような想定外の事態が起き、修正が難しいままに貴重な時間を浪費してしまうという事が起こりがちです。

そこで本番レコーディングの前にプリプロダクションと呼ばれる自分たちの楽曲(演奏や構成、音の確認等)を見つめなおすための録音方法として時間(コスト)と労力のかかりにくい一発レコーディングを取り入れるのは最終的な音源の品質と、コストを考えれば”有り”なのではないかと思います。

レコーディングをアーティストにとって音源制作のための大きなイベントとするのではなく、アーティストの日常としていくことが出来ればと考えています。

町田


調子に乗ってブログ2日目です。

テーマは
「レコーディングの方法」です。
ざっくりと下記の3スタイルに分けて書いてみたいと思います。
その1・・・一般的なスタイル
その2・・・一発録音と呼ばれるスタイル
その3・・・DTM

その1編

ここでいう一般的なレコーディングとはTVやDVDで見ることの多い
楽器を順番に録音していく方法をさしています。

演奏する部屋(スタジオ)と録音・調整をする部屋(コントロールルーム)の2部屋を
ガラスの小窓でつなぎ、演奏者はヘッドホンで音を聞きながら演奏します。

バンドの編成であれば
1 ドラムの録音
2 ベースの録音
3 ギターやキーボードの録音
4 ボーカルやコーラスの録音
この1→2→3→4の順番で進められることが多いと思います。

大きなメリットとしては
一つ一つの楽器の音を綺麗に丁寧に録音できる点、1種類ずつの楽器の音(他の楽器の音が混じらない)を録音するので部分的なやり直しや、編集がしやすい点であるとおもいます。

デメリットは
順番に録音を行っていくので時間がかかる点

であります。

しかしながら、上記は一般的な話であり、実際にレコーディングを行うと様々な問題にぶちあたってしまうのです。

ここからはエンジニアとしての体験を元に書いてみたいと思います。

●エンジニア「初めまして、よろしくお願いします!!」
○お客様「今日は3曲録音したいです、ちなみにレコーディングは初めてです。」

●エンジニア「了解しました。それではまずドラムとベースを録音してみましょう、今回はベースの録音にはマイクを使わないのでドラムと一緒で大丈夫です!!」
○ドラマー&ベーシスト「わかりました!!」

●エンジニア「それではテンポを教えてください」
○お客様「・・・120ぐらいかな、ちょっと遅いかな、どうかな・・・」

POINT
曲のテンポはしっかり決めて練習しましょう!!


●エンジニア「それではクリック(メトロノーム)を聞きながら演奏してみましょう」
○お客様「OKです」

ドンパン♫ドンドンパン♫
ドンパン♫ダダダダンドドドド♫


○メンバー「クリックとずれてね?タム回しのフレーズ変じゃね?そもそもCメロ2小節短くね?」
○ドラマー&ベース「他の楽器がないからいまいちどこ演奏してるのかわからん・・・」

POINT
普段からクリックに合わせられるよう練習しましょう、構成は覚えておきましょう!!


●エンジニア「それでは仮歌を録音してやりなおしましょう」

なんとか3曲のドラム&ベース録音終了 およそ2時間経過

●エンジニア「それではギターの録音に入りましょう」
○お客様「ギターはバッキング2本とソロが1 箇所です」
●エンジニア「では、一つずつ進めていきましょう」

ジャジャジャジャ ジャジャジャジャ

「もう一回お願いします」×15回×3曲

「指から血が出ました・・・

POINT
レコーディングは5テイクぐらいで決められるように練習しておきましょう!!


○メンバー「ドラム&ベースのクリックとずれてるところがギターも合ってないね」
○ギター「クリックとドラムのどっちに合わしていいかわからない」

○メンバー「んでBメロの入りの和音変じゃね?」
○ギター「Bメロの入りはちゃんとGで弾いてるから」
○ベース「・・・俺はE弾いてるから」
メンバー「そこはGだから!!」
POINT
リハーサルからお互いの音をしっかり聞いて練習しましょう!!

ベースを部分的に取り直し、ドラム、ベース、ギター終了!! ここまで5時間

●エンジニア「さあ、ボーカル録音ですよ!!」
○ボーカル「完全に待ち疲れてしまいました・・・しかも後1時間しかありません
●エンジニア「やるしかないので頑張りましょう!!」

なんとかテンションを奮い立たせながらボーカル録音終了!!

●エンジニア「最後にコーラス録音です!!」
○お客様「いつもどうやって歌ってたっけ?こうだっけ?変じゃね?こうかな・・・

POINT
コーラスもしっかり作り込んでおきましょう!!


そんなこんなで全パート録音終了!!
お疲れさまでした!!


終劇

意外なほどこういった事態は頻発しています。

曲が良くて、バンドとしてカッコ良いグルーブを持っているのに
レコーディングに慣れていないばっかりに・・・と思うことがほとんどです。

バンドの良さを引き出しつつ、手軽にレコーディングに慣れ親しんでいく方法は
無いものかと考えた録音スタイルの原型を

その2 で書きたいと思います。

レコーディングはアーティストにとっても、エンジニアにとっても、
乗り越えなければならない試練がいっぱいですね。

あー だから面白いのかも!!

町田





STUDIO CROSSから初めてのブログです。

まず!!
このブログにはスタジオの事とか、音の事とか様々な事を自分なりの主張を交えて書いていきたいと思っています。

文才の無さと、話の脱線具合は自他ともに認めざるをえない事態になることを覚悟してください・・・

これまで音に関する仕事(PA、レコーディング、音の実験、音の測定、音響・映像機器の営業等)をしてきたのですが、今年に入りトントン拍子に話が進み長年の夢であったレコーディングスタジオ『CROSS』をオープンすることが出来ました。

スタジオとしての音の性能(吸音・遮音などなど)と雰囲気、広さを兼ね備えた物件を紹介してもらったところ、普段の生活には程遠い六本木にいきなり進出してしまったわけなんです。(この辺りでは稀有なリュック通勤をしています)

多くの方のご協力と応援をいただき無事オープンを迎えることが出来た

『STUDIO CROSS』 スタジオクロス

について色々と書きたい事が思い浮かんできました、そしてテンションも上がってきました、これはまずい傾向です。

初ブログでいきなりの支離滅裂は避けたいと思いますので今日のところは笑いも、大した情報もないまま終わるしかありません、この先もそのようなことが続くやもしれません。

とにかく

面白いと思える事はなんでもチャレンジしていけるような場所であり、質の高い物を”時代のニーズに合わせて”制作できる場所であれるよう頑張りますので『STUDIO CROSS』を皆様よろしくお願いいたします。

町田