信州におります。

2年前に“プチ美術館”をつくりたい。と、記事に書きましてから、ずっとそれは念頭に…(かすかに)あったのですが、

半移住+田舎サロン計画に、ミニギャラリーも合体させればよいのでは。と、ふと思いました。


「自分も都会から脱出したいけれど、今さら新しく仕事を得る自信がない……」
というクライアントさん達が結構いらっしゃるので、

暮らし方を模索しながら宿泊できるようにも作ってみたい。

地球

施術サロン&カフェ&ギャラリー&民泊の4way、
都内から交通4~5時間程度、5Gや放射能、大気汚染、なるべく社会毒が薄めの田舎で…

複合的に考えると、条件が絞れてきます。

皆がどこにも行けないと思っている時、世が鬱屈としている時こそチャンス。地方には凄い物件が眠っています。
仕事はアイデア次第でいくらでもあると思います。


しかし、めっくらめっぽう、どこでも行けばいいわけではない。ご縁や地縁がある所に、有り難くお邪魔したい。


そうしたら、信州のM村に照準が合ってまいりました。


⭕放射能?ナニソレ? 空気や水をありがたがる意味がわからない村
⭕5G?ナニソレ?どころか、●●の鉄塔を建てさせない村。
⭕住民が仲良しで、ほどよく上品で、よそものに寛容な村
⭕自給自足?ナニソレ(半自給自足があたりまえ)な村
⭕アート、文化度が高い村
⭕いちから自分の手で仕事を創りだせる村
⭕適度に移住者や赤ん坊が生まれ、人口が激減していない村
⭕長寿で知られる村!

そして、
⭕気のよい友人知人たちが住んでおられる村


…M村には、北海道の小学生時代、大好きで追っかけ回した親友S子ちゃんが住んでいます。
美人で聡明でピュアで、小学生のとき「きみ妖精?」と思ってたけど、40年近くたってもやっぱり、きみ妖精?
また追っかけ回すとは思いませんでした🤣

⭕そして、妖精S子は役場におつとめです。


「じつは半移住&ギャラリー設立を考えてみたいんだけど、相談に乗ってくれない?」とS子に聞いたら、

「OK、OK。物件いくつか見繕っておくね!」って、話が早い。
感心していたら、


下見の当日いきなり、

役場の土地開発関連のえらい方を連れてこられた。目


そして、閉館した巨大美術館をふくむ、


約6万7千㎡の土地にご案内された。目


美術館1棟に、博物館1棟に、食品(土産)工場に、売店群、サイクリングロード、釣り堀、水車小屋、巨大レストラン、パターゴルフ場、車200台ぶんの駐車場など、


10点以上の大型施設がふくまれた、バブル時代の総合レジャー施設。

S子さんや。これ、どうしましょう。

「だって、ギャラリーを作りたいって、ゆってたからさ」
ケロリと言うS子。


田舎、怖い。ほんとうに怖い。



しかも、もっと恐ろしいことに、不動産を整理したら、あながち買えない金額ではない… かも…?

いえいえ。しかし諸経費や固定資産税を聞いたら噴きました。
年商ふき飛ぶわ。


巨大な漬け物桶が残された、食品工場

高額そうなジェラート製作機(しかもまだピカピカしている…)など、機器類も多数残されております。

なんだか、ハウルのロボット兵やラピュタの巨神兵の残骸みたいで、少し切ない。みんなまだまだ使えるのにね…。



私なんかね、この施設の中のね、作業小屋に住めるよ!
お便所にも住めるよ!
冷蔵庫の中にも住めるよ!

って言ったら、村人たち、いちいち噴いてました。

ほんとだよ。すべてが東京の10倍、100倍の規模なんだもん。

地球

ちょっと、見てくださいな。
私にとっては選択圏外となりましたが、(繰り返しますが6万7千平米です)、

もしかして興味ある方が数名いらしたら、分譲という可能性もあるんでしょうか。クラウドファンディングとか?

基本、切り売りはしないとおっしゃってたけれど、真っ正面のセット売りでは、永遠に売れないと思うのです。

だってコロナ騒ぎと経済崩壊は、これからが本番。
少なくとも2~3年はどしゃぶりで、そのあとは干ばつです。
本格的な飢饉はその後です。

でもアイデアのある方は生き残れると思う。
ここならイベントやレンタルキャンプ事業、ロケなどし放題です。

自社食品工場をもちたい方にも、什器つきの破格の条件です。









あらゆる展示システムが揃ったまま、放置されている美術館



博物館

水車小屋

釣り堀

園内にひっそり咲くオキナグサ…

体育館にしか見えないレストラン跡

体育館にしか見えない売店跡

受け付け小屋


小屋というけど、私なんかは余裕で住める広さ。
この区画だけで6千4百㎡の森つき目
今のところ、こちらの物件に最も魅せられております。


綺麗な川もついてる🤣
食べられる野草たちが、いっぱい自生しているのを確認しました。食べられない草花も……山ほど…。


村人でわけあう朝どれの山菜。…をお裾分けいただきました。

ほうとう鍋に入れて、食してみました。シャッキシャキで、すぐに内臓の調子がすっきり。

半自給自足…なんてイキっているのが、ばかみたいです。






おとぎ話のような可憐な古民家など、
10軒以上の物件を見せていただきました。



たいていの古民家に、美しい庭園やお池がついている…

とれたて野菜など、地元の新鮮食材をふんだんに供する、オーガニックでお洒落レストランもたくさんあります。

なんで私は都心に貼り付いていたのか、本当に不思議になってきました🤔

どちらかだけ、とかストイックになりすぎる必要もないんじゃない? 二拠点だっていいじゃない。

東京にのこす物件も、格安で宿泊などできるように整えたいと思います。

さあ人出が足りないよー これから。