昨夜はあまりにも寒すぎていのちの危険を感じました……@明治神宮の武道場。
緊急事態宣言対応ということで、道場の窓という窓はすべてパカーン全開、畳の上を吹きすさぶ風の温度は、まわりの森と一緒。寒さの圧がすごい。
しかし基礎疾患のない壮年、老年たちは闊歩している。
胴着一枚、素手に素足のいっちょの私も、病み上がりでがんばりました。
前夜、何に当たったのか、急な激しい胃腸炎にみまわれ、上を下への濁流と、38,5度の熱にうなされたのです。
ウイルス性の急性胃腸炎と思われ、レメディーのNux-vやArs、それからシャスティカのオリーブ葉チンキ、御岳百草丸、
そして時間経過によりα草のパウダーなど飲み、腹部にひまし油を直塗りし、岩盤浴(バイオマット…なければカイロ)でジッと温めたら、
ひと晩で熱が引きました。丸一日ぶりに、ごはんも朝からおいしう戴きました。なんだったんだろう。
こういうとき無理は禁物ですが、
私は「ちょっと逆バリ」「ちょっと身体負荷」で、交感神経を刺激したほうが回復が早まる時がありまして、
「ああ行くの、いやだ、いやだ。寒い寒い、だるいだるい」、
とネガティブを押し切って外出する場合があります
「そう、ちょっとだけでいいから、負荷をかけるといい。でないと、本当にうつ病が急増しているからね。せめて体だけでも持ち上げていかないと」
と、道場の館長も真顔でおっしゃいました。
いま世間の人びとのエネルギーが見えてしまう、こういう方々は、悩ましいと思います。
そういえば、コロナうつ相談ダイヤルのPRが急増していることに皆さんお気づきでしょうか。
「一人で悩まないでね」と言われて電話したら、最後は神経内科へと誘導されるNo.ばかりです。せちがらい。
そんな時期にも、元気に(?)施術に来てくれるCSのクライアントさん達を見て思いますが、
落ちゆく心身に逆らい、なんとか筋トレ始めました~というような方は、やっぱりサバイバル本能があるのではないか。
2度目の緊急事態宣言をぶっこまれ、これ以上身体能力を落としたら、中高年はもう以前の体には戻れない。そう皆さん本能的に察しているから。
ウイルスでも邪気でも「吸い込む」「溜め込む」のが怖い人は、それこそ気や力を「出す」動作をしたほうがいい。
と、私がお会いしてきた武道家、健康指導家は口々に言いますが、
このご時世に、わざわざ場所を開放してくれている所があれば、人とわざわざ「気」と「気」を交換しておいたほうがいい。
こんなスケルトンな森の施設で感染する(という名の陽性)なら、PCR検査のサイクル設定次第で日本中の100%が陽性じゃないの。
何十人の説明を見聞きしても、私には科学的と思えないこの検査、医師の方達は本当に基準と考えているのかな。
と……脱線しますが、
この前、休日にひまだったので医師国家試験(どなたでも簡単に入手出来ます)を解いてみたんです。そうしたら驚きました。数々の設問の「刹那」性に。
「なんだこの問題。ここでブドウ糖、ここで低リン血症対策。わかるけど、大事なものが足りない。絶対に数日以内に、この患者はまた倒れるよ」
ホリスティックな医療の勉強をしてきた方ほど、びっくりすると思う。
今度、試験問題を貼って記事にしたいです。
でも、こういうものを丸呑みされてきた医師たちを、別の意味で尊敬する気持ちも(皮肉でなく!)芽生えてきました。とくに救急と外科。
最近、やっとSNSでは「このコロナ騒動おかしい」と声を上げる医師が増えましたが、「勤務医なので実名で声はあげられない!」と正直におっしゃる方もいます。
仕方がないと思う。私が、あんな国家試験を乗り越えてきたら、実名投稿なんてできないかも。
医療とは制度なのだ。ただ、制度が必要な患者もいるということなのだ。
ということで、健康医療マニアは、ぜひこんな機会に、医師国家試験を覗いてみてください。
現代医療が病気を治せない、なんて言うのは簡単だけど、それはなぜなのか、具体的にしることは大事だと思う。
脱せんおわり。
◆
私がおすすめしたいのは、いまトンネル(うつ、体重増加、気運低下)に差し掛かりそうな方がいたら、そこからてっとり早く抜け出せそうな手段としての、初心者武道。
明治神宮「至誠館」、日曜の初心者クラス(3か月サイクル)は、かなり穴場ではないかと思います。
私は初心者なのに、一般稽古に参加し、先輩方の足を引っ張っては、投げられまくっていますが、
どの曜日に、何回出ても研修生の御月謝は5千円。
それでいて、組み技や剣(太刀)、なぎなたや弓まで教えていただけるのです。ゴージャスすぎる。ここは国の恩恵に浴し感謝します。
そして、師範も先輩の門人たちも、丁寧で優しい。
なぜか武道をやる女性たちは美人が多く、若き男子もたくさんおる。そしてみんな目が綺麗。
「昔は、怖かったんですけどね…。怖いと、今どきの人は続かないから、道場も変わったんですよね…」。
先輩が遠い目でおっしゃいました。
でも、年末に、ハンガリーに帰国したジェフ君だっけ(外国人の門下生が多いのも特徴)は言ってました。
「師範、すごくオソロシ人いますネ。肉を切らせて骨を断つ、みたいなことが平気。クレイジーです。自分の素のアタマを指さして、木刀で『殴れ!』『もっと殴れ』『ばかやろう!本気で殴れ!』って迫ってきます。ぼく、国に帰って、夢を見そう…」
と、海外の仲間たちと、臨場感あふれすぎる英会話レッスンもできるので一石二鳥。
『ヒットミー!』『ヒットミー!』と、マッドな師範の真似をするジェフ君の目は、ちょっと血走っていました。そら怖いよね。
でも、ほとんどの師範は、「自分が自分の中心と繋がって、充実すれば、それでいいのだよ」と教えてくれます。
迷っている関東近郊の方がいたら、いまが好機だと思います。
アピールしても私には何もメリットもないですが、心身が救われる方がたくさんいる気がする。場のエネルギーも良いですから見学にいらしては?
私は、日本の神話というのは、国おさめのため原住民の信仰をベースに繋いで作られたものである(アマテルという縄文由来の海洋信仰の象徴など複合的なものから)と考えており、神社仏閣には特別な信仰心も神聖視もありません。土地のエネルギーには、それなりに敬意は払っています。
明治神宮という場は、人工物と天然の土地エネルギーが見事に融合した、稀有な例だと思います。心身の調子のいい日は、森のあちこちに、紫色の煙のようなかすみが見えます。
私の見え方はその程度ですが、アンテナのいい方々はたくさんの物を見る場所でありましょう。
そんな能力まったくないという方も、こうした森の道場で、自分の充実をはかるために時間をとれば、かなりの能力が取り戻せると思います。
昨日、「新年の武道はじめに、祓いの剣をやります」と厳かに言った館長、
前夜に高熱&悪夢にうなされてた私の前で、やけに真剣をブンブン、ブブンブンと祓ってくださった(気がしました)。
切られ、祓われ、切られまくった。
そして何かが、落ちました。
いいのだろうか。これは霊媒師に10万円お支払いして頼むやつではないか。
だからみんな目が綺麗なんだな・・。
しかも、館長よいことをおっしゃった。
「はらう、というのは悪い物を追っ払う、叩き伐ることではないんだね。そのものと、一体化し、還元させることなんだ。切る対象と、溶けあって、まだその先に螺旋を描いて伝えていくものがあるんだ」
ちょっと わかる かも。
生体電流療法をはじめた2年前は、クライアントの体内に、悪性腫瘍の気配を感じようものなら、「トル!」「キル!」「ヌク!」ばかり考えていた気がする。
今は少し違う。
腫瘍があったら、中に溶け込む(でも、感覚のカメラはインカメからアウトカメラに切り替えて、俯瞰で見下ろす感じ。ただ同化するだけでは貰い物をしてしまうから)。
溶け込む。一体化する。味わう。そしてさらに別の場所へ溶かしこむ。
その腫瘍を流すのか留めるのかどうかは、クライアントにまかせる。器具で病巣を取っても、考え方が変わらねば、またすぐ出来る(私もです)し、
逆に、一回で変わるような人は、その先にどんな施術を受けても受けなくても、即・変化に変えられる自己治癒体質になってゆかれる。
また、何人かの仲間に聞かれましたが、私は手持ちの療法器具のパワーアップやバージョン変更は、この先もしないと思います。
かわりに、今年は新しい磁気器具を取り入れて、新たな生体電流療法に挑みたいです。
道具に頼ることは分散して、リスクヘッジするように。
自分の素の力に集中して、リスクテイクするように。
いずれは割りばしでも、道具無しでも、遠隔でも施術できるようになってゆきたいです。
えらそうに言ってるけど、今これだからね。
ぎゃふん。