新型ウイルスのおかげで、一部の健康マニアがたしなんでいた免疫の蘊蓄などを、大勢の方が共有するようになったのは良いですよね。最近つくづく思うのは、人を救うのは、正しい医学知識ではなく、幸せに生きられる療域の智恵とその選択かな…

 

さて、しかし最近CS60施術にいらっしゃるお客様たち、お酒やおやつが増え、ストレスが増え、運動量は減り、ちょっと不調が多いよう。

今は、少し症状が出るくらいが、健康のバロメータとしてはありなのかなあ、

 

ランニング

 

健康食品やサプリや施術や知識………外部から「借りる」「入れる」「足す」のでなく、自力で内部から、「削る」「落とす」「出す」ことが、サバイバルの鍵なので、運動が苦手な方にも、

 

「何もしなくていいから、これだけはやってください」とお願いしているのが、例えばスロースクワット。

 

肩幅より少し広く足をひらき、膝を突き出さず、ゆっくり4秒かけて腰を落とし空気イス風に。そこから4秒かけて戻ります。

外で階段を見かけたら「そこにヤマがあるから」という理由で登ってください。エスカレーターはないものと思ってください。


って、うるさいなと思われてそうですが、

運動などで筋肉を壊すと、脳は修復が必要と判断して成長ホルモンを分泌します、たとえばマイオカイン。

 

エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンはじめ体中の副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン……ホルモン系全体を統括する、マスター成長ホルモン「マイオカイン」は脂肪の分解、糖尿病の予防、動脈硬化の防止、血圧ほか、認知症やガンにも作用する、老化防止・病気予防の「若返りホルモン」。


どんなサプリや施術より秘薬になります。

 

これがおしり、太もも前後、ふくらはぎなど、下半身の筋肉をスクラップ&ビルドさせることでしか分泌されないそうです。

 

 現代医療では、病気に対し個別ホルモンの過不足を調整する治療が主ですが、全体の統括ホルモンを十分に分泌させ、活用することが、根本対策になりうる…

 

―――というのは、御年80を過ぎても肌艶つやつやされているドクター春山茂雄氏からのご教示ですが、 


そんな蘊蓄がなくとも、元気なご年配は総じて足腰が丈夫、逆に脚を骨折して寝たきりになると、みるみる生命力が衰えてゆくのは周知のとおりです。

 

 

「そういう話はよくわかるんですが、最近、筋トレどころか歩く気力も減って……」という方がいらっしゃいます。

 

うーん。そうか。統括ホルモンを活性できなくても、ソルジャーホルモンを活性させる方法はないのかな。

 

ねずみそういえば、コロナでの死亡率は男性のほうが高いというけれど、マウスを使ったとある実験で、オスの死亡率が高いインフルエンザウイルスを、卵巣をとったメスに植えたら、オス並みに死亡率が高まったという報告があるそうです。

 

つまり、エストロゲンが、ウイルスに対するひとつ免疫力のカギを握る可能性があるという。

 

とすれば、女性に一定の生殖能力がある(と脳が思い込む脳みそ)と、遺伝子はその個体を生き延びさせようとするんじゃないかしら。

 

これを、逆手にとればいいんじゃないかしら?

 

 

 

 

 

というわけで、前置きが長いですが、日本女性の皆様。

 

皆様に遅れること2か月、わたくしも不時着しました。

 

いえ、それどころか、現在2周目の飛行中であります。

 

 

画像:Netflix 『愛の不時着』

 

 

「愛の不時着、ハマった…」

 

と3月はじめにツイートしていたのは、はあちゅうさんだったでしょうか。
 

コロナ自粛で勉強三昧と施術の日々。我ながらまじめか。いやいや、もちません。ガス抜きしたいと思っても、街の灯は消えているよ。

 

…という中で、ふと思いだしたの。この騒動の渦中、乳児のいるインテリママを夢中にさせる韓ドラって、どんなの? 

 

と、Netflixに手を伸ばしたのが乱気流の始まり。

 

 

揺さ、揺さ、揺さぶられ

 

 

 

舞台はJSAばりの軍事境界線からスタート。

パラグライダー事故から不時着した「南」の財閥出身企業家女性と、「北」のエリート将校の出会いという、100%障害だらけのロマンチックコメディ。

 

開始20分で眠れなくなりました。目 こ ん な の は じ め て。

 

今まで、韓流テレビドラマというのを、最後まで観たことがなかったのです。


だって。純愛ラブコメ? そうゆうの暮らしの足しになる? 滋養になる? 潤いが必要なら、別の合理的ウッフンに取り組んだほうがよくない? IQ 下がらない?

 

って……

 

その思考と言動のすべてをいま私は陳謝したいです。

 

ーーー冬ソナって、2003年くらいでしたか、

50代半ばだった叔母が上京してきて、上野動物園に呼び出されました。園内をそぞろ歩きながら、叔母は、憂いのある横顔でつぶやきました。

 

「あれは凄いドラマだよ…。おばちゃんね、数年前にアガっていたのが、戻ってきたんだよ」

 

檻の中ではオスとメスのおさるが睦まじくしておりました。

しかし私はおばを、珍獣を見るような顔で見つめておりました。

 

お慕いする叔母なので、理解したいと思って視聴したけれど、感情移入できず。「ペ」さんが上品すぎて、昭和の中年女性に見えました。

 

その後、視聴したいくつかの韓流ドラマもぴんと来なくて、開始数十分で眠りました。

 

知人の韓流ファンには私のそんな思いが伝わるのか、「●●●って素敵……。ハッ。ごめんなさい、サヤカさんはこういう話、好きじゃないですよね」と。

 

 

今そのような態度と言動について、私はすべての韓流ファンに伏してお詫びします。

 

 

嘘から始まる韓流ロマコメ「愛の不時着」が面白すぎるワケ!豪華カメオとオマージュ満載

  

なぜ韓国ドラマ『愛の不時着』はNetflixでロングヒットしているのか?

 

 

画像:Netflix 『愛の不時着』

 

 

韓ドラ(ケーブルテレビ)史上最大のヒットと言われるわけも、わかりました。

 

 

ほどよい上品さ、昭和風味と純愛、静謐な軍人と資本主義セレブ、富豪と庶民、

 

「全部載せ」のレディースランチって、こんなにおいしいものなのね😭

 

IQ下がる。上等です。ただでさえコロナ関連の怪情報をとりすぎて呆けてるなら、ラブコメで脳ピンクになって知能が下がる方が、生命的に健全でございます脳みそ

 

涙腺も決壊し、エストロゲンもだだ漏れでございます。そしてほどよくストーリーが単純だからこそ、見終わったら快眠です。

 

昭和中期を思わせるノースコリアの農村の牧歌的な営み、

セレブの生活背景にある小さな楽しみ……

 

いち地球市民として、目の前の風景に、ささやかな喜びをみいだそうというメッセージも読み取れて、こんな時期に心にささるんです。

 

 

自粛期間が長引くにつれ、私も少々たるみ、たまにはお酒もジャンクもいいかなと、坂道を転がりそうになりました。

 

でも「愛の不時着」を経て、正気にかえりました。こんなことしている場合じゃないわ。胸がキュンキュンしすぎて刺激物はもう要らない、

 

朝おきたらジョギングし、デスクにむかい、午後は施術し、帰りみち野花を愛でて、夜はストレッチし、手作りの薬草スープを飲む……そんな地味な持ち場に復帰できたのであります。

 

 

さすがに、視聴も2周目にも入りますと、


「あの役者さんの身体の傾げ方は、右側の腸が悪いのかな?」

「主役の役者さんは、潤んだ左目と意思のやどる右目、脳のバランスが良さそう。それも人気の一因かな」

 

なんて要素が目について、さすがに脳ピンクも薄れてくるのですが、そのうち、3周目の飛行に出るでありましょう✈️

 

 

日々に倦んでいる女性の皆さま。 

『愛の不時着』、コロナワクチンとして、おすすめです。効果は肌に、目に、内臓に、比較的短時間であらわれるでしょう。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

こういうのを買うのも、はじめてであります。