世間は今日から社会復帰だそうです。五月病を心配するツイートなどを目にしますが、




ぼちぼち いこや


78歳を筆頭に、ゴールデンウィークも10連投だった弊社はナチュラルハイです。

そうしたら同じく10連投だったらしい方たちが、近所にいました。

うちは、サロン・談話室とは別に、事務&倉庫として借りている小さなマンションがあるのですが、2Kなので住んでいるのは単身の若者ばかり。

そんな小さな部屋に最近、みょうに屈強で、体格のいい黒スーツの中年男性たちが出入りしているのです。

狭い場所に、少なくと3~4人は常時出入りしており、とても怪しい。目付きも鋭く、ふつうのサラリーマンぽくない。

階段ですれ違った時の身のこなしなど、空を切るように素早く、さっと場を譲り「お先にどうぞ」、低い声で促される。

礼儀正しすぎるコワモテの、この人たちは一体、何者だ。



好奇心の抑えられなくなった私。ではなく行動を起こしたのは意外にも、のんびり屋の家人でした。

あるとき、コワモテ集団のなかでも、割と温厚そうなおじさんがマンション外へ出て行くのを見て、家人ものんきにトコトコついて行ってみた。

おじさんはあまり気の張った武人ではないらしく、150メートルほど尾行すると、あっさり本丸に到着した。


それは、とある豪邸。 イメージです

門前には、似たようなスタイルの黒服が何人か詰めていらした。

近所は、敷地内に大きなゴルフ練習場のある、ユニ●ロ社長宅などが立ち並ぶ一角。

彼らはそういう中のある一軒をお守りする、SPだったわけ。うちは彼らの詰め所というか、休憩所だったのです。




よく、高カロリーぽい食料の入ったコンビニ袋をぶら下げてらっしゃる理由も……ステーキおにぎりお弁当

民間セレブを守るSPの暮らしってこういう感じなのか。思わぬ生態の一端を拝見することができました。

SPさんたちが(寝て)いるというだけで、まるでうちも守られているかのような安心感…? いや、なんだかざわざわする。

多方面に気を使って書くと恐ろしく情報量の少ない記事になるが、世の中には色々な働き方をしている人たちがいるなあと思ったことです。

SPの人たち、すこしは退位の礼をテレビで見たり、ご家族と過ごしたり、できたのかな。

連休もがんばってらした皆様、お疲れ様です。