義母の母校の、文化祭を見学。 これ、ほんとうに高校?? 三田祭か早稲田祭のようなフェス感や表現力におどろく。 「卒業生のアート展示」室まであって、玄人はだしの油絵や写真や工芸品が…。熱気の渦のなかに義母の絵がのまれかけている。 第1回卒業生(90歳)によれば、開校時の校長は人材を大事にする人で、生徒と会うたび「ごきげんよう…」と腰をふかぶかと折るので、リアクションに困ったとか。 そういう教育者から、こんなアートやブンカが生まれるのか、と見渡す作品のなかにひときわ異彩を放つ「蒔絵」が…。 さんざ見とれた後、ある男性が、にこやかに近寄ってくる。 「あら、○○先生だわ。さっきの蒔絵の先生よ」と義母が教えてくれる。 男性は、わざわざ義母のキャラクターTシャツを手にして、校門の前で、おどけた感じで記念写真など撮り合う。 作家同士、エールを送り合う感じでいいですねー、くらいに気軽に思って、 「いやぁ、蒔絵というのを間近でじっくり見たことがなかったんですけど、すごくきらきらで素敵でした。まるで本物のアンモナイトをスライスして嵌め込んだみたい!あれは一体どうなってるんですか…」 と、軽く興奮した中2的感想を、ため口まじりにお伝えする。 「いやあ、そんなに言ってくださって嬉しいなあ。よかったら、私の本をお送りしましょう」とおっしゃるので、 「あ、私も幾つか本が出るので、義母の最新刊と一緒に献本させていただきまーす」 「ぜひ!(ニコニコ)」なんて名刺交換。 後で名刺をよく拝見したら、 【江戸蒔絵 十○代継承 東京藝術大学 名誉教授】 ( ゚Д゚)

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