うつみんこと、内海聡医師による「占いの勉強会」に参加しました。

星占いってー。いったいこの悪名高きドクターはどこまで手を広げるなさるのか、
と思いつつ、最近、意識が高い系の人の間で、占星術が再々々々…燃? している感じが気になっていたのです。
ビジネスとか、自己啓発とかに使うのかな?? まったく前知識ゼロで参加しましたが、

小1時間ほどで、ホロスコープ(の基礎)が一発で読めるようにさせてくれて、おどろいた。内海先生!! 名教授。



小学生の頃から謎だった、この変てこりんな円盤は、こう読めば良かったのね。

たとえばこの人が部下だったら、冥王星や天王星や金星や土星とかを見ると・・本気で怒らせると怖いかもしれないけどいつもスマートに振る舞いたくて揺らぎの多そうなタイプかな、下克上はまずないかな、とか^^;

しかも、この円盤に、東洋学でいう「五行」とか重ねてみると、さらに分析の精度が高まっていく。

(ようには見えないノートですが)

星座五行


あれ、西洋占星術も、陰陽五行も、なんだか合致しているみたい?

そうです。
「すべての事象は同じものを違う角度で見ている」。のだそうです。

●東洋医学もホメオパシーもヨガもアーユルベーダもチベット哲学もすべて同じこと
●占星術も八掛も占いも陰陽五行論もすべて同じこと
●キネオソロジーも足つぼも耳つぼもトウリーディングもアロマテラピーもすべて同じこと
●真実を口に出す人は自分がその(真実)の場にいたい
●問題などというものは存在しない

なるほどφ(..)。

結果的には、うつみんは、星占いというキラキラしたイメージの何かを教えたいのではなく、クランケの、家庭・社会環境における自己の位置を認識してもらうため、星占いという「枠」を利用している。ということらしい。

 


例えば本日、受講の実践編として、40代会社経営男性の、仕事上のお悩み。

 

うつみんのナビによって皆で考えてみたところ、

その問題は、過去の親との関係性からくる抑圧により培われ、過去の恋愛関係のなかでも温存され、ストレス解消ための趣味が、右ひざの痛みにもつながり、会社の進退や彼女との結婚話に影響している・・・。

家族の星座から、歴代の彼女の星座まで並べたうえ、そこに東西の哲学・医学ツールを総動員して、問題をスキャンしていくのです。深い。

「右ひざの痛み」も重要なキーポイントだとうつみんは言った。そこで私は、とあるホメオパシーレメディの名前を思いついて、自宅に戻ってから文献をしらべてみました。

素人の独学だけど、こんなことに役立つならよかった。この辞書はけっこう高かったのだ。
 

 


たぶん、AかSのつくレメディが、この相談者さんには効くんじゃないかな? いいやLか? まてよ 「右ひざの痛み」ならP…プルサティーラも当てはまる。星座から見直すと、もっと絞れるかも。

こんなふうに、全てはオーケストラのようにつながっているのだ。

そう思ったら、感動してジワジワ泣けてきました。うつみんはあらゆる楽譜を読み解くキュレーターで、それを惜しげもなくみんなに教えてくれるんだよね。

しかしみんなが勉強して、こんな知識をマスターしまったら、医師は要らなくなる。

みんなが円盤やレメディを使いこなせるようになったら、占い師もカウンセラーも要らなくなる。

それで彼はいつも、ナントカ学会とか協会とかに嫌われてしまうのだ。

でもこれからは、ますます多くの人が、複数の専門知識をもつようになり、プロアマの垣根がなくなっていく、音楽や出版がそうなったように。

うちのサロンSも、文学的総合薬局、みたいなことをめざしたいなあと・・・内海先生の話を聞きながらつらつら思ったのでした、

たとえば純文学に登場する、めんどくさそうなキャラを、五行や星座やホメオパシーなどなどで分析する本があったら、おもしろそう。

たとえば、今、漫画誌のビッグオリジナルで『人間失格』が連載されていて、キャラの描写がエモすぎると話題になっていますが、

 

主人公「葉蔵」の操作的、虚無的、強迫観念的なところは、ホメオパシーレメディでいう「アーセニカム」とかかなあ・・・。

誕生日はわからないけど逆に何座なら、はまるかしら? とか。

 


(c) 伊藤潤二・太宰治/小学館

もしそんな本があったら、一部の医療家やマニアにはうけると思うので、もし出版を企画するならプロファイリングに協力してもいいよ、というホメオパスの方がいたらご連絡をください^^

そんなことをわーっと家人に報告しながら、そうだ、ちょうど明日は君のお誕生日だ!
お祝いに、覚えたての星占いをやってあげるね、と言ったら家人は微妙な顔で、

「いいです。なんだかあなたの占いは怖そうだから」。

 

なんで(・・)。