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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140320/00/studiopocket/3e/ed/j/o0533080012880698555.jpg?caw=800)
撮影/中島圭一
こんなナリで東大デスカー、と驚く人がもっと驚きそうな、初コミックエッセイを描きおろされました。偏差値48からの東大受験奮闘紀。本日3月20日発売です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140320/00/studiopocket/80/bf/j/o0539077012880698556.jpg?caw=800)
こちら、17日付 北日本新聞でも紹介させていただきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140320/12/studiopocket/5f/52/p/t02200232_0594062612880977986.png?caw=800)
(以下 記事から一部抜粋)
「バカとブスこそ東大へ行け!」で有名な漫画作品『ドラゴン桜』が10年前にヒットして以来、「東大」関連本が書店の棚で咲き続けている。
「学歴神話は崩れたと言いますが、一点突破的なスローガンや、単純明快なタイトルが好まれることが人気の一因でしょうね」と推察するのは東大出身のある女性誌編集長。
カテゴリーとしては勉強法、子育てが主たる中で、とびきり異色の“東大本”が今月20日に発売されることになった。現役東大院生・大石蘭さんがつづる受験冒険譚『妄想娘、東大をめざす(幻冬舎)』。
金髪にロリータファッションの、アイドルにしか見えない「ランちゃん」だが、初めてのコミックエッセイを独学で描きおろした根性は、さすがとうならされる。
憧れの東京で、絵やお話を書いて、それが映画化されたら…。ランちゃんの妄想は福岡の中学生時代から始まった。だが偏差値48から入学できる女子校で成績は真ん中、特技なし習い事なし、洋服と椎名林檎が好きな帰宅部。進路指導で「何もない」自分に気づいたランちゃんは「今ここをスタート地点にしても間に合うものは…」悩んだ末に勉強だ、東大だ、とひらめく。
ランちゃんの親世代と言ってもよい自分が感心したのは、この一見突飛な目標を「ロックだね」「地獄を見てこそ一人前ね」と受け止めた両親。手芸好きの母は合格手帳のカバーを手作りし、エンジニアの父は赤門見学、原宿ショッピングに娘を連れ出した。
かくして東大文系の合格者が1人もいない母校で困惑しながら、「あたし東大に入りたいんです!」と予備校講師たちに食らいつき、砂に水が染みるようにノウハウを吸収していく。その様子を追うと、勉強とは「素直」な基礎的マインドの上に成り立つものであり、基礎マインドを支援する「大人」も重要と再認識させられる。
そうなんです。
スーパー頑張れる人って、人の助けで心が調えられて、それをこうして本にして人の心を調える、恩送りみたいなことになるんだなと。じわ~ん。
その心の仕度ってどうすればいいの。具体的ノウハウとか方法論ではないですが、本作にいっぱいヒントが散りばめられています。
ランちゃんは、自分の好きな歌や服やスイーツや雑貨をどんなふうにまとって、どんな納得や覚悟をして東大レースに臨んだか??
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140320/13/studiopocket/c6/98/p/t02200327_0301044812881016206.png?caw=800)
『妄想娘、東大をめざす』より
心の柔らかいティーンズにも、頭のカタくなった中年にも?いろんな読み方ができる楽しい本です。
だいたい、こんなにキラキラピンクでリボンでポップでウフフな“受験体験記”って本邦初では。
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![ワンピース](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/204.gif)
![サンダル](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/150.gif)
![リボン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/169.gif)
![口紅](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/181.gif)
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
教科書のデコり方、ノートの盛り方まで見せてくれますので、「カワイく受験したい」人も、「なりふり構って努力したい」女子も必読^^
こちらは高校時代に、可愛くデコることで、楽しく勉強できるよう工夫したという教科書とプリクラ帳だそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140320/00/studiopocket/e1/db/j/o0350046612880698554.jpg?caw=800)
幻冬舎plus サイト『妄想娘、東大をめざす』刊行記念インタビュー より
これからは、厳しい修士論文に取りかかりつつ、雑誌のお仕事ももっとやるし本もまた書きます!というランちゃん。
頑張るたびに余計なものが削げて、ますます綺麗になって。なんだか…何でこの娘ばっかり色々もってるのよ…「ランちゃんなんて、みんなに嫌われればいいのに!」と、涙目で思ってしまう女子は、もっと必読(笑)
↑
一昨日、文化茶室6次元で、ランちゃんの出版トークを聞いたり本の販促アイデアを出し合ったりするイベントがありまして。一人の女性が考えたコピーがこういう感じ。ものすごくささるアンチコピーですよね。
でも、実際のランちゃんに会って話をすると、「うはぁーこのコなら」とみんな納得すると思います。何事にも真摯で、ほんとうに素敵女子なんです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140320/00/studiopocket/5c/a4/j/o0800053112880698553.jpg?caw=800)
撮影/大滝央子
大石蘭ちゃんプロフィール
1990年福岡県生まれ。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院修士過程在学中。
少女文化と原宿が大好き。憧れの女性、椎名林檎、蜷川実花、よしもとばななにいつか逢いたいと思いつつ奮闘中。3食スイーツでも生きていける甘党代表。
雑誌『Spoon.』に掲載された自伝的短編「そんなお洋服ばっかり着ていると、バカに見えるよ」が同年代の女子をはじめ、クリエイターの注目を集める。
雑誌『Spoon.』『PHP Special』『mille』などでエッセイ、イラスト、コラム、レビューを執筆。Webマガジン『.fatale』ではブロガーとしても活動
妄想娘、東大をめざす/幻冬舎
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