こんにちは。チーフトレーナーの大橋です。
ストレス太り。あります。
食生活や運動に気をつけていても、なかなか思うように効果が現れないという方いらっしゃると思います。
それは慢性的なストレスが原因の1つかもしれません。
ストレスが原因なんてただの精神的弱さだと言う方もいるかもしれませんが、そんな事はありません。
生理学的に人体に影響を与えています。精神論ではどうにもなりません。
人体が不快に感じる刺激や恐怖を感じるとストレスが掛かり、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
このコルチゾールは短時間、短期間で受けるストレスでの分泌では問題なく、むしろ人体に良い影響を与えるのですが、長期間、慢性的なストレスにより常時コルチゾールが分泌されてしまうと大問題。
※短時間、短期間で受けるストレス、コルチゾールの分泌と効果はまた別で。
慢性的なストレスというのは主に心理的なストレスを言います。あらゆる対人関係や金銭の事など。
慢性的なストレスを受け、常時コルチゾールが分泌されている状態になると、インスリンの分泌量が増えます。
インスリンはグリコーゲンや脂肪をエネルギーとして貯蔵するホルモンなので、分泌量が増えるとエネルギー貯蔵量が増えます。
ここで短期間のストレスであればコルチゾールがエネルギーを使えるようにしてくれるのですが、長期間のストレスの場合この機能が働きません。
結果、エネルギーが余剰となり脂肪がたまり、インスリン分泌量が増えている為、インスリン抵抗性を引き起こし、更にインスリン分泌量が増えてきます。
そうなると少ない食事、所謂ヘルシーな食事だとしても、蓄える力が増している為、思うような効果が現れません。
ではどのようにしていけば良いのか。
また次回に。