その日は、僕にとって忘れられない
大切な日になった。
知りうる限りの文字を埋めたところで
表現できるとも思えない。
撮った写真を後から見ても、
そんな記憶が無くなってるくらい
慌ただしく、インパクトの強い時間だけが
残されて。
18日の朝、僕たちは予約してあった病院に
車で向かう。家を出る前彼女は
幾分ナーバスになって当たり散らしていた
ものの、車に乗った途端に口数も
少なくなっていた。
そして、ぼくは研修医など総勢10名が
集まった中、派手の音楽が流れる手術室で
妻の出産に立ち会ったのだ。
今年51歳になる若くもない自分に
まさか新しい家族ができるとは
思ってもいなかった。
彼女の妊娠が分かった時、借りていた
住まいを解約し、仕事も辞めることを
会社に申出た後のことだったので、
正直に今がいい時期なのか
二人して悩んだり。
長くお腹の中にいた彼が、産婦人科の
医師たちの手で取り上げられ、
僕はハサミを渡され、へその緒を切った。
これまで経験したことのない、
とても神秘的な生命の誕生に立ち会えた。
病院にいた二泊間もそうだったけれど、
家に戻ってからまさしく寝る時間が
減り続けている僕たちは、
その小さな赤ん坊に振り回されている。
彼女には感謝しかない。
大切な日になった。
知りうる限りの文字を埋めたところで
表現できるとも思えない。
撮った写真を後から見ても、
そんな記憶が無くなってるくらい
慌ただしく、インパクトの強い時間だけが
残されて。
18日の朝、僕たちは予約してあった病院に
車で向かう。家を出る前彼女は
幾分ナーバスになって当たり散らしていた
ものの、車に乗った途端に口数も
少なくなっていた。
そして、ぼくは研修医など総勢10名が
集まった中、派手の音楽が流れる手術室で
妻の出産に立ち会ったのだ。
今年51歳になる若くもない自分に
まさか新しい家族ができるとは
思ってもいなかった。
彼女の妊娠が分かった時、借りていた
住まいを解約し、仕事も辞めることを
会社に申出た後のことだったので、
正直に今がいい時期なのか
二人して悩んだり。
長くお腹の中にいた彼が、産婦人科の
医師たちの手で取り上げられ、
僕はハサミを渡され、へその緒を切った。
これまで経験したことのない、
とても神秘的な生命の誕生に立ち会えた。
病院にいた二泊間もそうだったけれど、
家に戻ってからまさしく寝る時間が
減り続けている僕たちは、
その小さな赤ん坊に振り回されている。
彼女には感謝しかない。