「やってあげて
いるのではなく
やらせていただいて
ありがとう」
そうそう、これ大事です。赤ペンで線を引いといて下さいね(笑)。このシリーズのどこかにも書きましたっけ。
自分もかつて人様に「やってあげてる」圧力を掛けていた事がありました。嫌だったでしょうね。スマン。
自分が大怪我を負って、沢山の人に助けて貰い、復活出来ました。その過程で、何人かにそう言われ、辛い思いをしました。
暗に「礼の一つも言えないのか」と、言葉と態度で責められたりもしました。その前に自分の怪我が辛くてそれどころではありませんでした。
親切そうに「何々をしてあげます」と言われても、一生恩を着せられそうで、辞退しました。
他の友達は、私のして欲しいことをしてくれました。その時はお礼が言えなくても、何事もなかったかのように接してくれました(復活してから言いましたよ、勿論)。
二桁の手術をしてくれたドクター、歩き方を思い出させてくれたPT、共に「患者の手助けをしただけ」と奢ることがありません。
こうして学んだ筈ですが、つい、何かの拍子に飛んでしまうんですね。一生修行ですか(笑)。
奥村久雄著「サキナ日めくりカレンダー」より