昨日はエアロビックジュニアクラスの最初に、
子供達と東北の活動についてお話をしました。
子供達も、あの時に自分がどこにいたのか、
何をしていたのか、鮮明に覚えていました。
やっぱりそれほど記憶に残るくらい大きな出来事だったんだんだろうね。
毎日、当たり前のように感じること。
朝起きて、家族がいて、学校に行ったら友達がいて、
朝昼晩ちゃんとご飯が出てきて、
ベッドで気持ちよく寝れること。
当たり前なことが、突然なくなることがある。。。
だから「今」を大事に、「1日一生」と思うことが大事なんだよね。
STUDIO HIGUCHI 校長の樋口敬勇です。
今回の活動の2日目は、朝の体操からスタート。
今思えば、トレーナーのヒロが、藤野先生のキラーパスにも
しっかりと対応し、今回の最優秀指導者です✨
下の写真は、陸前高田にある消防所なんですが、
一番背が高いヒロが180センチちょいかな?
そして、あの日の津波の高さが、
ちょうどこの建物の高さだったとか。。。
こんな高さの壁が迫ってくるなんて想像ができない。。。
仮設住宅は多くの方がそこから出て行き、世帯数もすごく減り、
昨年までの仮設体操も、今年は1箇所だけとなりました。
仮設住宅で一緒に体操していた皆さんは元気でいらっしゃるだろうか。。。
藤野先生とは、ここでお別れ。
前半の活動が終わり、
毎年足を運ぶ「奇跡の一本松」へ。
いつも食べるんだけど、行く途中にある「醤油ソフト」
うっすら醤油の味でおいしいの♪
毎回この場所で、お祈りします。。。
ここからは、再度メンバーが2箇所に分かれての活動。
自分はヒロと一緒に、釜石へ。
くらのしん、木田ちゃん、ナリは、気仙沼大島へ。
我々釜石チームは、「エアロフェスティバル」というイベントのゲストIRとして、
まず、チームの発表を拝見し、その後、まず樋口によるエアロビレッスン。
100人くらい参加してくれたのでしょうか。
見知らぬ者を、ここでも温かく迎えてくださいました。
そして、今回、声が潰れていた田中トレーナによる
コンディショニングクラス。
内容は声が出ないヒロが考え(笑)
その同時通訳を樋口が
同時通訳って難しいね。。。
とてもお喜びの声をたくさんいただきました。
よかった
今度はまた場所を移動し、ジュニアの指導。
ここでも、まずはヒロによるウォーミングアップ。
ここで、ヒロの声は完全にOUT(笑)
ヒロも頑張ったけど、ちっちゃい子も、途中でリタイヤすることなく、
最後まで汗だくになりながら頑張った
その後は、1時間ちょっとの時間で、
子供達に、今年のエアロビック競技会「フライト選手権」の動きを指導。
動きを何にも知らない子たちでしたが、
ここでも、最後まで諦めずに頑張ってる姿に胸を打たれた。
子供達の真剣な表情。
終わった後にも質問してくる姿勢。
練習終了後は笑顔で遊びに来る表情。
子供達ってホントに癒される✨✨✨
また、来年会おうね
これで、今回の活動はすべて終了。
やりきりました。
それから、釜石を後にし、気仙沼からフェリーに乗って大島へ向かいました。
ここでも、車での移動距離が長く、
ヒロとこんなに話したのは初めてかも。
彼は自分と12歳、ひと回り年下なのに、
本当に尊敬するほどしっかりした考えを持っており、
いつも感心します。
この東北での現地活動では楽しみも増えており、
その一つが、この大島でこの民宿に宿泊すること。
ものすごい料理が出てくるのであります。
ウニに、フカヒレ。。。
ほんの一例です
北海道に住んでいながら、超美味いと思う料理ばかり。
みかみさん、いつもありがとうございます。
皆さんからの募金をいただき、
皆さんからいただいたレッスン料の収入の中から活動させて頂き、
こんな美味しい料理を頂くことはとっても恐縮ですが、
現地に行って、ホテルに宿泊することや、お土産を買うこと、
食事をすることだって、現地の支援活動になっていると思うんです。
だから、あと3年の間に、全国からも有志を集めて
何か活動が出来ればとも、考えます。。。
自分たちが運動を提供するだけでなく、
地元の運動指導者や、保健師さん方に、何かを伝えていくのも
自立につながるのでは。。。
翌朝早朝、大好きな大島の海へ。
毎年、いい天気に恵まれます。
今回はヒロと散歩。
恒例の撮影♪
なかなかやりおる、ヒロ。
だんだん年齢を感じる樋口、、、
今回も本当にいろんなことを考え、感じた3日間でした。
いつもはやりたい人が集まってくる中での運動指導。
ここでは、こちらから現地の人へ歩み寄っていく運動指導。
全然違うんだよね。
だけど、運動指導者の「在り方」を毎回よく考えさせられる。
うわべだけの思考や発言なんて、あっさり見破られる。
言ってることとやってることが違うのも、そんなの続かない。
流行にとらわれたって、振り回されるだけ。
ものすごく便利なこのご時世。
情報過多なこのご時世。
この先もずっと継続でき、変わらないモノを手段として提供していきたい。
本質を探し続けていきたいと思います。
大島からの帰りのフェエリーでも、外の眺めは最高でした。