STUDIO HIGUCHI 校長の樋口敬勇です。
2016年、6年目の沿岸応援活動3日目。
最終日。
この日も朝の仮設体操からスタート。
6年目の活動になって、
藤野先生から「次の場所は〇〇です」
と言われても、どの辺りの場所なのか
わかるようになってきました。
蔵之進を仮設住宅の集会所に連れていき、
自分たちは違う仮設住宅での体操をしにいく。
役割分担ができるようになりました。
毎回この場所に来るたびに考えさせられることがあります。
いのちの大切さ。
ひとの繋がり、温かさ。
あたりまえ と ありがとう。
そして、私たち運動指導者の役割。
同じ「運動指導」なんだけど、
普段の「運動指導」と、
ここでの「運動指導」は違うとこがある。
特にスポーツクラブでレッスンをしていると、
お客さまは、その先生のレッスンを受けたくて来る。
インストラクターは、
自分が考えた動きを行い、楽しませる。
参加している方は楽しみ、喜ぶ。
。。。
この場所では、
自分が事前に考えた動きを提供するんじゃなく、
目の前にいる方の状況を素早くキャッチし、
何を提供するべきか、瞬発力を効かせて、
すぐに出す。
こちらから、歩みよる。
運動指導者はこれができるだろうか?
スポーツクラブで働くフィットネスインストラクターに
これができるだろうか?
6年が経って、状況も変わり、
今までの現地応援活動とはちょっとずつ内容が
変化していくのかもしれない。
これかも自分たちにできることを模索していこうと思います。
簡単な問題じゃないと思うけど、
依存させるのではなく、
現地で自分たちのような指導者を育成することはできないものか。
自分たちがやっていることなら、指導者育成も可能だけど。。。