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カッティングシートについて

Cutting(カッティング)
*一般的にはカッティングステッカー等と呼ばれたりします。
*マーキングフィルム、装飾用フィルムといわれる場合もありますが、
 現在では全般を指して「カッティングシート」と呼ばれています。

*正式にはカッティングシートは中川ケミカルの製品です。
*当サークルではほとんど全て3Mのスコッチカル(カラーによっては桜井のビューカル)を使用しています。
*当ページでは以下、単にフィルムと省略させていただきます。



よく見かけるのはお店の営業時間や看板・営業車の社名文字などですね。
それらは切文字(切文字ステッカー)とか言われてることがあります。

最近では痛車等の普及により切文字よりもキャラクターが増えてますね。



制作は簡単に言ってしまえば・・・
デザインをもとにフィルムを切り、デザインに関係ない部分を抜き取り(カス取りと言っています)、
最終的にはそのデザインや文字のみを残すのです。



最近では小型のクラフトマシーンやカッティングマシーンが販売されてますよね?

業者用としてはカッティングプロッターという機械があります。
(以下、小型のものも含め機械またはマシーンといいます)



しかし、ここに問題があるんです!!



そう、それは機械の カタログ または パンフレット 。あれに問題があるんです。



なにが問題か?




こんな画像を見たことありませんか?
StudioFE甲府のブログ-マシーン画像

機械から べろーん とフィルムが出てきてる画像です。



じつはこれが問題なんですよ!!!



機械を使ってカットすることを機械切りといったりしますが、機械切りでも

このように「完成した状態」ではでてきませんからっ!!!



ではどういう状態か?



その前にまず。

さっきはすごく簡単に制作の仕方を書きましたが、もう少し詳しく。



まずはデータをつくります。付属のソフトだったり、Adobe Illustratorが一般的です。

ここでカットするもののデータを(アウトラインで)つくります。


で、機械にデータを送ると(プリンタと同じ要領)、カットがはじまります。

そう、フィルムに切れ目を入れてくれるんです。


こんなかんじに。
StudioFE甲府のブログ-ホントは

かなり見難いと思いますがホントはもっと見えません。


これはわかりやすくラインを強調した画像を作ってみたからです。


実物はラインがこんなかんじなります。

StudioFE甲府のブログ-実物ライン

これもちょっとひかっちゃってますけど、こんな風にラインだけカットされるんです。


で、 ここからは全て手作業 となります。


ちなみに仕上げたい画像はこんな絵だとしましょう。
StudioFE甲府のブログ-データ


ラインカットされたフィルムの要らない部分を取り除いていきます。

これはピンセットやニードルやアートナイフなどを使って作業します。


細かいところはニードルなんかで突いて剥がします。
StudioFE甲府のブログ-細かいところ


StudioFE甲府のブログ-剥がす


ホントに人間が手で抜き取り(要らない部分剥がす)作業するんですよ!!


自分で言うのもなんですが・・・かなり忍耐力いります。

集中力が切れると危ないです。

あと少しで完了っていうところで必要な部分を剥がしてしまったり、切れてしまったり・・・。

そうなるとそれはボツです。


同人のものでなくても、たとえばあなたが何か買い物に行ったとして、そんな失敗したもの、

普通はわざわざ選んで買わないでしょ?

それにそうとは知らずに買って帰ったら失敗作だったとかイヤですよね?


お店だってお客さんに商品として出せないでしょう?

B級品とかアウトレットとかで出す場合もあるでしょうけど・・・


同人でも同じです。そんな失敗作、みなさまに出せません。

(見本とか、貼り方お教えするときには使ったりしますけどね)

だから作品(頒布物)としてはボツ。



で、話は戻りますが、要らない部分すべて取り除いたら完成。
StudioFE甲府のブログ-完成


これがそう(画像が横向いちゃってますが・・・)


カタログはこのように手で作業したあとのものをもう一度機械にセットして

「出来上がりイメージ」を表現してるんだと思いますけど。


でもあれは絶対誤解をうみます。


機械が全部やってくれるっていう誤解。


もう一度言いますよ?

機械はカットしてくれるだけです。

仕上げは手作業です。

でも機械がカットしてくれるから「機械切り」というのです。

これに対してカットから全て手作業で行うのを一般的に「手切り」といいます。


では、当サークルではどうしているか・・・


大量につくるので機械切りです。

製作したデータ通り、機械でフィルムに切れ目を入れて・・・


あとはひたすら人間が手作業です。


メンバー総出で作業です。

といってもいつも全員が集まって作業ではなく、個々に持ち帰って作業です。

一部は友人・知人などなどさまざまな方にご好意で、協力していただいてます。


ちなみに1枚に30分~50分ほどかかるのです。


これでフィルム自体の制作作業は完了なんですが・・・

このままでは、貼付ける事が出来ません。
絶対できないというわけでもないのですが・・・普通は無理です。
とくにキャラクターの場合は・・・。

そこで転写(貼付け)用の「アプリケーションフィルム」の登場です。
これは「リタックシート」とも呼ばれていて当サークルでは単にリタックと呼んでいます。
このリタックを出来上がったフィルムの上に貼付けます。

あとは周りの要らない部分をカットして、貼り方説明書と一緒にいれたら頒布品のできあがりです。


機械が全部やってくれるのに何であんなに高価なの?って思ってませんでしたか?

私も最初、そう思ってましたから(笑)

けっこう手間隙かかってるんですよ、ホントは。


そういう意味では一般的なステッカーと呼ばれる印刷するシールのが作業的には
ほとんど機械任せなんですよね・・・機械が高いんだけど(笑)


そんなこんなでカッティングシートの制作の裏側をご紹介してみました。


長文をここまで読んでくださりありがとうございます。

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