空から降る一億の -9ページ目

空から降る一億の

見たものや行った所を記憶できそうにないから






僕らの星 本当はずっと住みやすい

大人たちは何をしているのか

僕らの星 本当はもっと青く支配とは無縁だ

大人たちの言う社会




僕らの星は社会じゃない

この大きな船を渡しはしない



















今日の紋別はマイナス10度 快晴

今年の流氷は昨年より一週間ほど早くやってきた





「オホーツク紋別~流氷」

空から降る一億の


真実から逃げている

輝きを失い 暗闇を彷徨って

はみだした道が心地よく 二度と戻れない気がした

愛することさえ忘れた潰れた心が




優しい手がとてもあたたかく

今日も届かない







空から降る一億の













この港町で暮らす

吐息が白いのは空気中に塵があるからだ

この港町で暮らす

朝日が眩しすぎて塵すら見えない




この港町での生活

塵になった私はその感覚さえも愛おしい









空から降る一億の




















今回の旅は先輩を無理やり引っ張ってきた感じ

繁華街が大好きな先輩にとっちゃこの景色はちょと苦痛かな

温泉には満足したらしく何度も繰り返し入っていた

あの人それしかすることないからね

まぁ旅は道連れっていうから

流氷土産のNo1はそれに見立てた飴だった








空から降る一億の







空から降る一億の


巻き上がる雪

さっきほどまで静かだった紋別空港が一瞬慌ただしくなる

東京からの便だ

銀世界に降り立ったパイロットはうまいコーヒーを飲むにちがいない

熱いお茶でもいいはずだろう

煎餅や饅頭には合わないと思うからね

でもコーヒーだよ

まちがいなく








空から降る一億の









空から降る一億の