フロムは、自分自身でないことほど恥ずべき事はなく、自分自身でものを考え、感じ、話すことほど、誇りと幸福を与えるものはないと語っている。
自分の意思に基づき、自分らしさを表現して生きるとき、私たちは自分の本物の人生を生きていることを実感でき、それが生きる自信と誇りを与えてくれる。
フロムは、私たちが真実の自己生きている時、人生の意味がただ1つであること、それは生きる行為そのものであることが明らかになると述べている
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生きるということ
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自分自身を求めて真剣に生きれば、失敗したり、挫折したときにはそれだけ苦しみも大きい。
しかし自分なりに全力で努力しまた心から人を愛したゆえに傷つくならばそれは懸命に生きた証であり後悔することはないだろう。
その体験は自分自身への向かう人生の長い道のりの一歩である。
