ロバート・キヨサキ氏の人気シリーズの4冊目だったかな?
購入したのは随分前なのですが、読み直してみました。
当時は意味が分からなかったが、理解できる部分が増えていました。
投資家の分類
①適格投資家
②専門投資家
③洗練された投資家
④インサイド投資家
⑤究極の投資家
それぞれに定義はあるのですが、自分が体験したいゾーンがどこなのか?
を考えるキッカケになります。
最も有利な投資としてビジネスを作ることを主張しているシリーズですが、印象に残ったのが、20万ドルくらいの収入で満足ならビジネスを作る必要はないというくだり。
これくらいなら雇用者の立場で十分チャレンジできるということです。
自分でスモールビジネスでも持つとよい理由として、いわゆる株式投資などの投資分析の際に、財務諸表を数字以上に読み取ることができることも強調されています。
投資を分析する の章は、多くの人がそういうのが知りたい!と考える情報に近いです。
第九章
投資を分析する
「数字は語る」金持ち父さんはよくそう言っていた。「財務諸表を読めるようになったら、どんな会社や投 資先でも、その内部で何が起こっているか見えるようになる」
金持ち父さんは、会社経営をする上で自分がどのように「財務比率」を使っているか、私に教えてくれた。
財務比率とは、財務諸表のさまざまな項目間の比率のことだ。株式に投資する時も、不動産を購入する いつも私は財務諸表を分析する。
財務諸表を見て財務比率を計算するだけで、そのビジネスにどれほど利益 を見込めるか、あるいは、そのビジネスがどれほどレバレッジを効かせているかといったことがわかる。
不動産投資の場合、私は頭金として支払わなければならない金額をもとに、資金がどれだけのお金を生む かを計算する。
だが基本はつねにファイナンシャル・リテラシーにある。この章では、自分のファイナンシャル・プラン にあった投資を選ぶ時、洗練された投資家が必ず通る重要な思考のプロセスの一部を取り上げたいと思う。 それは次の五つのポイントにまとめられる。
①会社の財務比率
②不動産投資の財務比率
③天然資源
④いい借金と悪い借金
⑤貯蓄は投資ではない
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