どんな事にも必ず終わりがあります。
人生で初めての3日連続の発表会。
多くの志し高いスタッフと温かく見守るダンスコミュニティーの応援エールの中、最終舞台の幕が閉じました。
過去の生徒の舞台では経験できなかった"客席からの鑑賞"に成功。
舞台袖に邪魔されながら 必死に生徒にキューを出して袖もとで一緒に踊る立場とは別世界でした。自ら振り付けた作品の直感的な反応を感じる"生さ加減"。後から聞くどんな批評・批判よりも身と心に沁みます。
2つのダンススクールで今回振り付けした7作品は72人の生徒たちの熱い魂によって演じられました。
うち、客席から唯一私が観られた10代前半の生徒たちによるバラの園の踊りはとても温かい観衆の眼差しに包まれながら贈りだされ、歓声を浴びていました。
心血注ぎ込んできた道のりの喜びと険しさがフッとすくい取られたような浮遊感と達成感。この仕事の一番の幸せ感なのだと思います。