久々に徹夜というものをしてしまいました(^_^;)。
バンクーバーに来てちょうど2年を迎えた4/15。来週がコンクール本番という教え子たちの要項を見返していたら、振り付けノートの提出が必須というのが目に止まり、何も準備していなかったのでアタフタ( ̄◇ ̄;)。しかも、審査の50%を占めると書かれているではないか!気が付いた時には提出期限が明後日に迫っていることを知り そこから自分のオリジナルの振り付けを全てカウントと共に文章に起こす、という過去にやったことのない作業に取りかかったのです。


いやぁー。

デュエットだったので、同じ音で違う踊りをやっている箇所を分けて余計時間がかかり、休みの1日オール、翌朝5時までかかりようやく完成。

10ページに渡る超大作。なぜこの振り付けなのか、音楽の決め手なども書き足し こっちに来て悩みながら完成させたレジュメと同じくらいの熱量をかけて仕上げ、本日 バス・電車を乗り継ぎ1時間以上かけて行った会場で

"あらー。それはこの枠の子達には必要のない作業よ。でも やらなきゃいけないことができてないより ずっと良い事よ。"

とフォローされながらも、ガックシガーン。きっと私はスタッフの前であんぐりと口を開けてただずみ、アホ顔を見せていたのだろうな。。。

人間 必要に迫られたら何でも出来ちゃうものなんだなぁ、と人生の勉強に。逆をかえすと、必要に迫られないと実行力が伴わない自分の弱さが憂き目に出た一件でもありました。

でもかなり頑張ったので、証明として写真を貼り付けておきます。
{9FCC9852-50D3-4909-8796-A9CF12BB81E1:01}

収穫(?)というのか、コンクールプログラムを手に入れ、私の生徒たちのペアを入れてこの部門は3組しかいないことが判明。それを早速11歳の生徒ちゃん達に知らせたら、"じゃ、どんな結果でも3位以内には入るね(o^^o)" って嬉しそうに言っていました。先生は複雑な思いでしたが、まあこのくらいの気楽さで初コンクールに臨むのもありなのかな、と。徹夜がきいているのか、ボーッとしたこの精神状態だといろんな事がとてもマイルドに受け止められ、不思議な境地に身を置いている感じがします。日本ほどコンクールが馬鹿に多いわけではない中で今回のコンクールは今年49年を迎えるBC州ではとても大きな催事なのです。

彼女らの本番前に またまた10㌔マラソン大会が今週末に控えています。またまた これはカナダでは最大の10㌔市民マラソンという大規模なもの。寝不足をものともせず、清々しく走り切りたいなぁと思います。

チンドン日記でした。お粗末様ですm(_ _)m。