栃木県さくら市馬場の今宮神社さんのお賽銭箱の塗装・文字金箔貼りの作業をさせていただきました。
今宮神社さんは、代表横山が子供の頃の小学校の通学路で、しょっちゅう境内で遊んでいて思い出深い場所であります。
昔、父に自分の名前の由来を聞いたところ、こちらの今宮神社さんでいくつか候補を出していただきそのなかから選んだとのことでした。
もちろん七五三も今宮神社さんでした。(子供の私には、本殿内が暗くて怖くて泣きまくりでした…。)
さてさて、本題です。(笑)
作業前のお賽銭箱は50年程前に奉納された金属製のもので、錆が酷くこれはこれで貫録があるのですが、綺麗にお化粧直しです。
ワイヤーブラシで錆を落とし、錆止め塗料を塗り、上塗りに一液ウレタン塗料にて色の塗り分け。
今回「奉納」の文字の部分に金箔を貼りウレタンクリア塗装にてコーティング。
金箔は、風やクシャミなどで簡単に吹き飛んでしまうほど薄く破れやすいので、かなりデリケートな作業でした。
金色の塗料やカッティングシートと違い、若干のムラが出たりシワが出たりしますが、長い間に色褪せが無く長く綺麗な状態を保ち、独特の重厚な雰囲気が表現できます。
最近はフェイク(模造)金箔なるものもあるようです。(今回は純金箔を使用。)
かなり神々しい雰囲気に仕上がったと思います。
今回も綺麗が長持ちをモットーに作業させていただきました。
ありがとうございました。
Studio315 横山弘幸













