PONT(ポン) | ステューディオ2アーキテクツ MEMO 2025

PONT(ポン)

敷地は、北側二辺が道路のため高度斜線の制約を受けにくく、


建ぺい率の角地緩和もある。


加えて駐車場やピロティの容積緩和を活用することで、


30坪の一低層住専地域(50/100)に、


施工床面積45坪、内部床面積35坪におよぶ3層のボリュームを確保した。


これから3人の子育てをしてゆく夫妻にとって、内部は、


様々に移り変わるであろう生活のシーンに対応できるように、


ニュートラルな空白であることがふさわしい。


そのため、2階は木造を主体としながらも、


壁による制約の無い自由な間取りとし、


こどもの成長に合わせて移動可能な間仕切り壁が設けられた。


吹き抜けのあるLDKは、3階のバスルームと屋上テラスをつなぐ


鉄骨の橋「PONT」によって特徴づけられている。


この橋は同時に水平方向の耐震上の部材としても機能し、


南北のスリット窓やテラスに面した高窓の開放性を生み出している。


横浜の女性建築家-0210


photo by Nacasa & Partners Inc.


HPに近日UPします。