「音」に対して敏感になればなるほど、私達の身の周りで様々な音が氾濫している現状に気がつく。
自ら選択して「静けさ」を求めなければ、この頃は静けさが感じられない。

「耳を澄ます」=「心を澄ます」
これが音楽の基本的な態度と言われるが
今日の生活の中ではあまりに音が氾濫しすぎて、受動的に音が耳に入ってくることを実感します。
より良い音響空間作りはよりよい生活環境につながるでしょう。

時間の芸術である音楽の基本的態度は

耳を澄まして、その向こう側にあるものを感じようとすることだと思う。


        1994年 「音楽美学」レポートによる