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自律神経へのプレゼント

疲れた心に音楽が放つ魔法を・・・

交感神経とその役割~生活のリズムを考える


こんにちは。
STUDIO REGALO 吉田です。

先日は音楽療法における
自律神経を整える働きについて少しお話しました。

その中で、
リラックス効果をもたらす、
副交感神経について書かせてもらいました。

今日は、
副交感神経と逆の動きをする、
交感神経について書きたいと思います。


運動をしている時、人間は興奮している状態にあります。

心臓の拍動数は早くなり汗が分泌されます。

 

このように、体を活発に活動させる時に働く神経が交感神経です。


交感神経は

闘争と逃走の神経

と呼ばれています。


闘争

すなわち、相手と戦う時、体は緊張して心臓の鼓動は早くなり、
血圧が上がります。


相手をよく見るために瞳孔は散大し、呼吸は激しくなります。


また、自分を狙う相手から本気で逃げる時も体は興奮した状態となります。

 

皆さんもそんな状態を思い浮かべてください。

交感神経が興奮した時の働きを容易に想像することができますよね。


その交感神経を興奮させる神経伝達物質と言えば、

アドレナリンノルアドレナリンがあります。


これらのシグナルが受容体に作用することで

興奮状態を作ります。


運動をしなくても

神経伝達物質のアドレナリンやノルアドレナリンが

受容体に作用すれば興奮状態となることが出来ます。


例えば、

緊張 ストレス 不安

によっても強く働き、交感神経は興奮状態や緊張状態となります。


ですから、

長く交感神経ばかり作用しているのは、健康的では無いのです。


交感神経とリラックス状態にあたる副交感神経は

シーソーのように交互にバランスを取って保っている
のが正常な状態です。


しかし、残念なことに自律神経そのものは、

自分でコントロールする事ができない神経です。


自律神経失調症の人は、

副交感神経と交感神経のバランスを取るために、

神経その物を、薬などで治療するのではなく、

外部からの様々な刺激や環境で見直して行く必要があります。


さて、

一見は、身体にも心にも良いのは

副交感神経害となるのは

交感神経に見えますよね。


しかし、副交感神経だけ作用させて

リラックス状態を常に作る事で、

果たして人間の正常な生活を送れるでしょうか?


もう、一生働かなくて良いくらいの貯金と、

2度とトラブルに巻き込まれない様に

全ての対人関係を断つ覚悟があれば、

副交感神経のみを作用させて

のんびり優雅に暮らすのもいいでしょう。


しかし、対人関係を断つことで

コミニュケーション能力は下がり、

働かない事で

社会生活が困難となりうるでしょう。

また美味しい食事を味わう喜びを

分かち合う仲間も居なければ、

何かに没頭するくらい夢中に励むことも無い人生です。


これでは決して自律神経が正常に機能しているとは言えません。


そもそも、ストレスとは

何も嫌な仕事や対人関係だけに潜むものではないのです。


長時間の通勤、仕事のノルマ、プレッシャー、
人間関係のストレスは勿論、

パソコン、不規則な食生活、食品添加物、睡眠不足
シャワー、テレビ、ゲーム、蛍光灯などさまざまな物が

ストレスとなります。


ですから、全てのストレスを排除するには

いっそ、山にでもこもり

電気もガスもない中で自給自足でもしないと、

現代社会では不可能に近いのです。


なので皆さんが実践するならば、

出来る限りストレスを排除する生活を心がける。


例えば夜更かしさんなら、

早寝早起きに切り替えて

長く蛍光灯を浴びない様に生活リズムを変える。


スマホやパソコンの電磁波を浴びる時間を減らす為に、

使用時間を減らしダラダラと触らない。


可能なら、きつい部署からの配置換えを希望してみる。


等、環境を見直してあげれる部分は

実践していきましょう。


勿論、現代社会においてそれらが容易ではないことは

百も承知です。


出来る部分からだけでも、いいじゃないですか。


何か一つくらいは

きっと改善出来る部分あるはずです。



さて、

日常生活において

交感神経は常に刺激されている事は

おわかりいただけましたか?


最後に、

悪者扱いの交感神経ですが、

これが全く作用しないと病気が治るのか?

と言いますと、


答えはNOです。


再三お伝えしましたが、

交感神経は緊張や興奮をもたらします。

これが作用しないと、

見事なまでに、何もやる気が出ません

恐らく、起き上がる気力すらわかないかもしれません。


夜は早めにしっかり寝て、

朝は早く起きてカーテンを開け、

朝日を浴びてみてください。


これだけでも

交感神経に良い刺激が生まれます。


よし、今日も

頑張るぞ!


いつだったか、

そんな思いで朝、家を出発した事はありませんか?


これこそ、交感神経が正しく働いている時の感情です。


そして、しっかりと働いて夜家に帰れば、

仕事の事は忘れて、

良い音楽を聴きながら、ゆっくりと

自分の時間や家族との時間を過ごす。


こうして、

1日の緊張をほぐすのです。


何も難しく考える必要はないのです。

大人達が、子供達に言って聞かせている事を、

自身も実践してみるのです。



毎日は物理的に無理だとしても、

このリズムを

1日でも多く取り入れる心がけをしてくださいませ。



また次回

お会いしましょう。