オハヨウゴザイマス!
オーナーの田中でございます。
今回はちょっと変わったキックペダル、jojo mayer perfect balance pedalのリペア記です。
このペダルを買ったのは発売日すぐでしたので7ヶ月程度でしょうか。
最近、演奏中にどうもポスト部がグラつくと思っていたら、そのうち演奏中にポストが倒れるという事件が頻発するようになってしまいました。
これではとても演奏してられません。。。(泣)
※このペダルはポストが倒れて収納できるというのも利点でもあるのですが。
このままでは使用できないので修理してみる事にしました。
このポスト部が倒れるという現象の原因を探ります。
予想としてポスト部のグラつきが原因で、ポスト部のロックが緩み、ペダルを踏んだ時の引っ張りでポストが倒れると考えました。
(というかこれ以外原因がないような。。。)
グラツキの原因は、以下画像の部分の隙間です。

約1mm弱の隙間ができていてます。
内部のグリースも出てきてしまっています。
ここが収納時には奥側にスライドして倒れます。
このグラつきで、ポストの頂上では左右に3mm程度動いてしまいます。
叩き手から見ると、ペダルを踏むとポストごとビーターが下に沈む感じです。
ということは、
このポストを止めているボルトを締めれば解決じゃん!
と思う訳です。
以下の画像の赤丸部分。

が、、、、、。。。。。。
ボルト接着剤でガチガチです。
ビクともしません、、、
工具一本を折りました。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
補足;このような接着剤(ロックタイトなど)は暖めると緩みます。
が、内部の構造が判らない上、しかもプラスティックパーツが周辺にあるので暖めは止めておきました。
分解後に判った事ですが、構造上、ボルトの先端を半田こてで暖めても大丈夫です。
接着剤が付いたボルトを外す回し方で慎重に回していきます。
この方法は上手く説明ができません。。ゴメンナサイ。
本来、増し締めしたいのですが、接着剤がキツく締められないので、分解して探ることにします。

ようやくバラけました(-。-;)
内部のグリースは摩耗のせいで随分と汚れています。
中は摩耗はしているものの、直接的な原因はなさそうです。
という事は、やはりポストを締めているボルトを処置しなければ改善は見込めないって事ですね。
では問題のボルト君です。

先端の白い部分はボルトを外すときに接着剤が削れて変色したものと思われます。
中央あたりでピンク色になっているのが接着剤の元の色です。
かなりガッツリ塗ってますな!
これをカッターを使って少しだけ取り除きます。
全部取ってしまうと増し締めが効かなくなってしまう恐れがあるから要注意です。
締め付けテストをしながら接着剤を削っていきます。

この作業のあと、摩耗で生じた鉄粉を除去してグリースを付けて、組立てます。

ここでガッツガツにしめると、締まり過ぎて、ポストの折りたたみができなくなってしまいます。
微調整、微調整。
これで何とか増し締め成功です。
本当ならば、ボルトに新たに接着剤を塗るべきですが、今後の経過観察の意味も含めて塗りませんでした。

隙間は殆どありません(画像では判りにくいのですが、、、)
グラつきも無くなり、新品の時のようなシッカリ感も蘇りました。
ポストも不意に折りたたまれる事もありません。
しかし、何故このような事が起こるのか、原因究明もしなければなりません。
これは何とも言えないのですが、恐らく、コイツが原因↓

このフープクランプ部の調整用チューニングボルトを取付時に締め過ぎると、ポストが畳まれる方向に押されてしまい、ロックが甘くなり、何かの衝撃でロックが滑り外れる→繰り返すと摩耗が進む→隙間が広がる→さらにロックが外れ易くなる。
の悪循環かと思われます。
このペダルを使っている方は、フープクランプ部の締め過ぎは要注意ですね( ̄* ̄ )
しかし、叩いていてズレるのも嫌だし。。。
加減の難しいところです。
すでにポスト回転部の部品が摩耗し変形しているので再度、緩む可能性もあります。
怪しいと思ったら、再度増し締めが必要ですね。
このペダルの取り扱いの難しい点だと思います。
しかしながら、叩き心地、サウンド、安定感はやはり素晴らしいので手放せません。
何とかこのペダルと仲良くしていきたいと思います(*^o^)乂(^-^*)
同ペダルでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にスタジオジャストMaintenance Dcokまでご相談くださいね☆
