すみジャズの翌日は、栗田洋輔グループでもピアノを弾いてくれていたあやきんぐのイベントで明石まで。

スガナミ楽器さんの主催イベントで、あやきんぐと私の1年ぶりのデュオでした。
会場が去年よりもぐっと大きくなりまして、二人の会話はマイク越し。
声が届く距離なだけに最初はヘンな感じでしたが、ノってくると結局はいつも通り。
演奏も会話もブッ飛んでる彼を温かく見守るお客さんの目線で私も楽しんできました。

はい炸裂。

気づけば演奏予定時間を大きく超えてのステージになっておりました。
グループでのリハや本番を通じて、最近「あやきんぐ、少しオトナになったかな」なんて思わせる口ぶりが目立っていたので今回は彼の自主性をできるだけ尊重しようとステージに上がったんですが、案の定というか全く時計を見ていなかった模様です。
少々買い被り過ぎておりました。
ええ、その辺も含め非常に楽しかったんですが。

関係者の皆様、どうもご迷惑をお掛け致しました。


で、今回は2部構成でもう一組の素敵なアーティストさんと出会えました。

田中貴俶美(p) / 荒玉哲郎(b) / 坂東等(ds)  (※敬称略)

アメリカンなダイナミズムとヨーロピアンな叙情的繊細さが抜群のバランスで同居する、オリジナリティ溢れる素晴らしいトリオでした。
懐の深い抜群の技術も然ることながら、何より皆さんのお人柄に惚れました。
そういう所って如実に音に出ますよね。

ラストは全員のセッションで締めくくり。
ステージも客席も一体になってました。
出演者という事を忘れる程温かくて楽しい雰囲気を味わってきました。


お越し下さった皆さん、共演して下さった皆さん、お店のスタッフの皆さん、そしてスガナミ楽器の皆さん、幸せな時間をありがとうございました。