今月はライブが2本もあって、ちょっとだけ楽器奏者のまねごとが出来てる。
昨日は川口フェスに出演して、今日は26日(土)に行われる川元清史さんのライブのリハ。
う~ん、実にそれっぽい2日間。
12年前、作編曲家として開業以来、つい最近まで、ほとんどライブ演奏には
縁がなかった、
今や宅録で一人で何でも出来ちゃう時代、自分が開業したのもちょうどそうした
宅録一人制作ツールが安価に便利になり始めた頃。
そんなわけで予算の都合もあってほとんどの制作を一人でこなしてきた。
また、ゲーム音楽制作者としてそこそこ仕事があった時代、
ファンイベントに出演して超満員の暖かい観客の前で
緊張しすぎて譜面がさっぱり目に入らず演奏が止まりかねないほど
構成がメチャメチャになる大失敗をしてトラウマになっていたのもある。
それが、3年前のあるアーティストさんのアルバム制作をきっかけに
サポートで演奏するようになり…
それからはちょくちょく色んな方とライブ演奏をする機会をいただいている。
色んな人と演奏を重ねてると一人宅録の弊害で視野が狭まっていたのを痛感する。
リアルタイムに演奏をして自分が弾いた音に反応して別の奏者があるフレーズを奏で、
自分もまたそれに反応する、というリアルタイムのやりとりは一人宅録ではどうしても
不可能なこと。
そうしたやりとりによってしか産み出されない音もある。
そのやりとりの反応やセンスの良さが楽器奏者の巧さの評価基準の一つだと
知ったのも恥ずかしながら実は最近のこと。
そうして色んな価値観を知り、それが自分の身になるのを実感する。
そして何より尊敬出来る共演者との出会いはかけがえのない大きな宝。
まだまだ楽器奏者としてはヒヨッ子だけど、そうした宝を大切にこれからも育んで行きたい。