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社交ダンスのだいたいのドレスの袖はパワーネットで作られています。
オーダーじゃない限り袖丈って長い事が多くないですか?
長い場合はカットして作りなおします。
でもカットしてしまうと、せっかくの手の甲の飾りがなくなってしまう、
三角の形にするのが難しいという事もあると思います。
手の甲の部分はゴムが入って手に沿うようにできますので、ゴム入れもする必要がでてくるのです
今回はこの袖丈を直す方法をご紹介しま~す。
まず三角の頂点が来るあたりで水平に袖をカットしてしまいます。
カットした部分を新しい袖口に合わせて、三角のラインを作って余分なところをカットします。
親指側と小指側ではラインが違うので間違わないように。
手首のところも糸をほどいてスリットを作れるようにしておいてください。
ミシンをかけるので、石は外します。
スリットの部分は三つ折りにします。
ミシンか手縫いでかがってください。
この時私は裏に折り返していますが、表に折り返した方が仕上がりがキレイです。(後で気づきました)
つぎにカットした元の袖口用意します。
今回はデザインがされていたので、そのデザインを生かして細かくカットしました。
レースがついていたらレースに沿ってカットしたらいいでしょう。
もし、なにも飾りないデザインだったら、適当な形でカットしてください。
このパーツと先ほど縫った新しい袖口を縫い合わせます。
袖口が縫い合わさりました。
裏返して、石の裏にボンドを貼ります。
もし、石など何も飾りがない場合は、布の境目に手持ちのラインストーンを貼ると境目が目立たずに仕上がります。
腕を筒に通して、(カレンダーを使いました)
ボンドが生乾きになるまで待ちます。
完全に乾いてしまうとはがすのが大変なので生乾きにしています。
石が落ちてるところなどもこの時補修するといいです。
こうやって袖詰めをすれば、甲の部分のゴム入れや、スナップ付け、指を通すゴムなどの取り付け作業が省けます。
甲の部分が2重になって少し色が濃く見えますが、かえってアクセントになるのではないかな~なんて思っています。
お試しくださいませ~
ドレスリフォームのご依頼もお待ちしておりま~す
