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読むだけでプロなみの写真が撮れるようになるブログ

人物撮影専門のプロカメラマンが、カメラの選び方から撮影のテクニックまで大公開


デジカメで撮った

写真データのサイズにも

長さと重さがあります



A4の写真用紙に印刷するとき

210mm × 297mm

がタテとヨコのサイズと

表現するように



写真データの場合は

3000px × 4000px

というように「ピクセル(px)」

という長さの単位が使われます



1枚の用紙の重さは

1gにも満たないですが

タテとヨコが長くなれば

少し重くなるのと同じように



写真データも

タテとヨコのピクセル数が

多くなれば「バイト」

という重さの単位が増えます



写真データの場合は

グラム(g)やキログラム(kg)

という代わりに

キロバイト(KB)やメガバイト(MB)

で表示されます



以前ほど気にしなくても

よくなりましたが

メールなど送信するときに

重すぎると届かないのは

このデータサイズが2MBまで

といった制限があったりしたからです



今日はその写真データの

タテとヨコの長さのお話で

知っておいてほしいことがあります



デジカメで撮った写真は

印刷するにしても

まずはパソコンの画面で

確認をしますよね



パソコンの液晶モニタも

タテとヨコのサイズが

製品ごとにいろいろありますが



たとえば50cm × 30cm など

物差しではかれるサイズの意味と


1280px × 800px のように

表示できるピクセル数の意味があるのです



ここでデジカメで撮った

写真データのサイズが

5000px × 4000px

の長さである場合



お持ちの液晶モニタが

ヨコが1280px タテが800px

だったとします



そのとき写真データは

画面をはみ出してしまって

全体が表示されないことになります



なのでパソコン側で自動的に

全体が見えるように縮小してくれています



ここからが重要なのですが

写真データは自動的に縮小されても

長さが実際に短くなったわけではありません



実際の長さを

5000px × 4000px から

2500px × 2000px のように

短くしたいときは

編集ソフトを使って保存しなおす

必要があるのです



画面上でデジカメの写真が

小さくなったり

大きくなったりするとき

実際の長さが変わっているのか

見た目を一時的に変えているだけなのか


その違いをぜひ把握しておいてくださいね

自分の姿を撮るとき

スマホの内側に向いている

カメラを使う方法と



外向きのメインカメラを

使って鏡越しに

撮る方法とがあります



鏡越しに撮った場合

そのままだと

普段自分が見ている

左右反対の顔になります



自分では見慣れているぶん

あまり気にならないですが

周りの人からすると

ちょっと違和感をもたれる

可能性があります



なので僕はアプリを使って

左右を元に戻して

加工してから使うようにしています



スマホの写真加工でイチオシのアプリ

でご紹介したSnapseedは

加工に必要な機能が

ほぼ揃っていてお気に入りです



ただ一つだけ

入ってない機能があって

それが画像の左右反転なのです



ですので

鏡越しに撮ったときだけ

このアプリを使って

加工をしています


Instaflash

(iPhone版しか出ていないので

Androidをお使いの方は

別のアプリをまたご紹介しますね)



アプリの一番の特徴は

明るい部分はそのままで

暗いところだけを明るくする機能です


暗いところだけ明るくなる様子


なので左右反転の

加工をしたいときは

↓こちらをタッチして

追加の調整パネルを

表示させてください


追加の調整パネルを表示させる


↓そのなかに「Geometry」

というボタンがあります


反転させる設定ボタン


↓そうするとこのように

・画像の縦横比
・傾き
・回転

といった補正ができて

赤丸で囲った部分を

タップすると

左右が反転されます


反転させる設定ボタン


鏡越しで自分の姿を

撮ったときには

このような加工を

試してみてくださいね!


公園を走り回っていたり

運動会やスポーツの試合で

お子さんを撮るとき

いちばん難しいのが

ピントを合わせることです



最近のカメラだと

オートフォーカスの性能がいいので

ずっとピントを合わせ続ける

方法もアリなのですが

どんなカメラでも使える

テクニックを今日はお伝えしますね



一度合わせたピントの位置を

動かさないことを

フォーカスロックといいます



相手が場所を移動せず

じっとしたまま何枚も

続けて撮るときに使う

このテクニックを応用します



その都度ピントを

合わせ直さずにすむので

素早く撮れるのです



iPhoneの場合だと

ピントを合わせたい場所を

しばらく画面を長押し

してみてください


iPhoneでのAFロック


そうすると

↑このように四角い枠が

点滅して「AE/AFロック」

という表示が出てきます



この状態にしておけば

iPhoneのカメラは

ピントの位置を固定してくれます



ではピントをどこに固定するか

その目安はお子さんが

どこに走っていくか予測をして

その地面にピントを

合わせておくのです



例えばこのような場面だと↓

赤丸で印をつけたところはどれも

カメラからの距離は同じなので

いずれかの場所に

フォーカスロックをかけます


こちらに走ってくる子どもさん

そしてお子さんがピントの合っている

場所を通りがかったときに

待ち伏せするように

シャッターを切るわけです



ポイントは走ってきた時に

お子さんの体にピントを合わせようと

するのではなく

あらかじめ地面にピントを

合わせておくことなんですね


そのカメラ何万画素ですか?

という質問をされることがあります



プロが使っているカメラだから

さぞかし画素数の多い立派な

カメラを持っている

そんな印象があるのかと思います



先日も聞かれて

実際に何万画素だっけ?と

すぐに返事できず困ったくらい

気にしていませんでした



というのも

カメラの記録センサーは

画素数ではなく

1画素の大きさのほうが

重要なのです



例えるなら

同じ1パック10個入りでも

うずら卵と鶏卵だと

重さが全然違います



八宝菜にうずら卵を

10個入れても食べきれそうな

イメージがありますが

鶏卵10個だとすぐお腹いっぱいに

なりそうですよね



たまご1個の大きさで

満腹感が変わるのと同じように

カメラの記録センサーの

1画素が大きいほうが

画質が良くなるのです



なので画素数の多さで

カメラメーカーさんは

性能が向上したことを

アピールしますが



うずら卵を10個から20個に

やみくもに増やしているのか

鶏卵が10個のままなのか



たまご1個の大きさが違うのに

数だけ比較しても意味がないわけです


一部しかない紙の資料を

「コピーしましょうか?」

と言われたときに

スマホのカメラで撮れば

紙の節約にもなりますし

あとから探しやすいです


そういうとき

机の上などに置いて撮ると

↓このような感じに

影が写ってしまうことがあります


真上から撮った写真


撮っている様子としては

↓このような感じです

iPhoneに蛍光灯が

反射していることからも

わかるように天井の光を

さえぎっているためです


真上から撮る様子


影が写らないように

机の上の置く場所を

いろいろ変えてみたりするより

↓こうすると綺麗に撮れます


横から撮る様子


何かに撮りたいものを

立てかけるようにするのです



そうすると

↓このような感じに

余計な影が写ることなく

撮れますので試してみてくださいね


横から撮った写真


iPhoneやスマホのカメラで

写真を撮るときに「カシャッ」

といったシャッター音が鳴ります



静かなセミナー会場などでは

シャッター音が結構目立ちます



特に何枚も続けて撮るときは

気が散らないような気配りが

あったほうがいいかなと思います



音が出ないようなカメラアプリも

あるみたいですが僕は使わずに

静かに撮る方法を使っています



音を目立たなくするために

スピーカーの部分を指で押さえる

という方法があります



例えば僕が持っているスマホだと

↓この部分です


スマホのスピーカー


↓そしてこのように

指でふさぐようにして

スマホを構えて

写真を撮ってみてください


スピーカーを押さえて撮る様子


かなり音が目立たなくなりますよ♪



ちなみにiPhoneの場合

充電コネクタの左がマイクで

右側がスピーカーになっています


iPhoneのスピーカー


ですのでカメラを使うとき

このような感じで押さえると

音を出さずに撮ることができます


iPhoneでスピーカーを押さえて撮る様子


どこまでカメラまかせにしているか把握する

の続きのお話です



いまのカメラには設定メニューで

変更できることがたくさんありすぎて

どうしたらいいか困っている人も多そうです



まずは昔ながらのカメラにも共通している

基本的な設定項目の理解から

はじめるのがいいかと思います


・絞り
・シャッター速度
・ISO感度
・ホワイトバランス


この4つの基本的な設定項目のうち

ホワイトバランスだけは

写真の色味を担当していて

昔ながらのカメラでいうところの

カラーフィルムやセピアなど

どんなフィルムを入れるかで

色合いが変わることに似ています



ホワイトバランスって何?

でも詳しい説明をしているので

参考にしてくださいね



残る3つの設定項目


・絞り
・シャッター速度
・ISO感度


はどれも明るさを担当しています



それぞれの設定値を変えると

明るく写ったり

暗く写ったりするわけです



ただし明るさだけでなく

それぞれの設定項目は

別の役割も担当していて



絞りを変えると

明るさが変化すると同時に

背景のぼけ具合が変わります


絞りを開く

絞りを閉じる


シャッター速度を変えると

明るさが変化すると同時に

写りの躍動感が変化します


シャッター速度を遅く

シャッター速度を速く


ISO感度を変えると

明るさが変化すると同時に

画質のザラザラ感が変化します



それぞれの設定項目は

2つの役割を担当している


このことを覚えておいてくださいね


行きつけの飲食店で

おまかせで食事を

したことはありますか?



おまかせといっても

ある程度は自分の要望を

伝える場合もあります


・料理の種類(肉・魚)
・品数
・飲み物
・座席(カウンター・テーブル席)


カメラを使って

写真を撮るときも

それとよく似ています



全てを自分の好みで

設定するときもあれば

カメラのおまかせで

設定してもらうときがあります



写真が写るうえでの

基本的な設定項目は

実は4つしかなくて


・絞り
・シャッター速度
・ISO感度
・ホワイトバランス


のそれぞれで

オートでおまかせの

設定にしてもらうか



それとも自分の好みで

設定値を決めるかを

選べるのです



食事をするときで

例えるなら

飲み物と座席をどこにするかは

自分で決めるけど

料理を何品出してもらうかは

お店の人におまかせする

そのような使い方を

カメラで写真を撮るときにも

把握しておく必要があるのです


室内だと綺麗に撮れない

という声をいただいたので

その解決法を一つお伝えしますね



晴れた日の屋外で

写真を撮ると

失敗するほうが

難しいくらいなのに



お部屋の中とか

夜になってから

写真を撮ると

うまくいかないことが

多くなりますよね



つまりカメラって

暗いところがニガテなのです



できることなら

少しでも明るい状態で

撮ってほしいから

カメラにはフラッシュが

ついているんですね



でもフラッシュを使って

撮った写真って

なんとなくのっぺりして

不自然に仕上がりがち



フラッシュ禁止モードにして

撮ったほうが望ましいのも事実



室内でもフラッシュを使わず

自然な雰囲気の一枚を

撮ってみたいときは

カメラの「ISO感度」の

設定を見直してみてください


カメラの設定画面


難しくならないよう

細かい説明は抜きにして

ざっくりお伝えしますが



感度を上げるメリットは

手ぶれしにくくなる



デメリットは

画質がザラザラしてしまう



まずはこれだけ理解をして

どんな設定にするか

判断してみてください



感度オートだと

カメラによっては

最大感度の手前までしか

上がらない設定に

なっている場合があります


ISO感度設定オート


最近のカメラは

高感度の性能が

よくなっていますので



画質のザラザラも

あまり気にならいくらいに

なってきています



なので思いきって

感度の設定を

最大まで上げてみてください


ISO感度設定最大


そうすることで

手ぶれした写真が

減らせると思いますので

一度試してみてくださいね

写真を撮るときは

光がどちらの方向から

当たっているか

常に意識しています



たとえばこのような感じの

場所で撮るとします


撮影場所の様子


大きな窓のあるロビーで

柱の陰になっていたり

直射日光のあたる場所などが

わかりますでしょうか



人物写真を撮るとき

カメラに対して

真正面を向くと

どうしても証明写真っぽく

なってしまいます



なので少しどちらか

ななめに向いてもらうのが

基本のポーズになります



そのとき光の向きを

観察することで

左と右のどちらのほうを

向いてもらうといいか

決まってきます



簡単なことかもしれませんが

窓のほうを向けば

↓このような感じに

顔が明るく写っているのが

わかるかと思います


窓のほうを向く


iPhoneを使って全体が

同じ明るさになるように

もう一枚撮ってみました



窓に背を向けるポーズだと

↓このように顔が暗く

写っているのがわかります


窓に背中を向ける


もしモデルさんが

この写真のように

左ななめを向いている

様子を撮りたいのであれば

カメラマンとモデルさんの

立ち位置を交代すれば

顔を明るく撮ることは可能です



その場合はもちろん

背景は変わってしまうので

光の向きと背景の条件が

ベストな場所を改めて

探してみてくださいね