亀文堂鉄瓶解説
初期で状態のよいものは300万超えもあり、
安い写しものでは3万円もしないものもありますので、
鑑定見どころ解説します。
まずは初代亀文堂波多野正平(1813―1892※明治25年)京都生まれ
11歳の時に2代龍文堂(四方安之助※安平・1780―1841)
に師事し蝋型鋳造の技術を学び、その後、近江・能登川に住み製作に従事。
能登川町(のとがわちょう)は、滋賀県神崎郡にあった町で
2006年1月1日、東近江市に編入合併し廃止された。麻織物の産地として知られ、
近代には紡績で栄えた。近江商人発祥の地の一つとしての方が有名かもです。
琵琶湖の真ん中から見て西の場所です。
ちなみに秦蔵六は初代亀文堂(波多野正平)の弟さん。
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初代 初期作品
取っ手下部分「日本亀文」
底落款周りが網状になり「家拙日本琵琶湖之東」
※鉄の成分が良いお陰で
通常肌合いは良く落款もしっかり残っています。
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初代 初期又は前期
取っ手下部分「日本亀文」
底「家拙日本琵琶湖之東」
※鉄の成分が良いお陰で
通常肌合いは良く落款もしっかり残っています。
価格は底落款周りが網状になる品の2-3割引き

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初代 中期
取っ手下部分「日本亀文」
底「家戊日本琵琶湖在東」
底款がくっきりと残っている
白肌地 これは中期
※鉄の成分が良いお陰で
通常肌合いは良く落款もしっかり残っています。
価格は初期の6分の1前後
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※2代の活躍ぶりが調べても出てこないので考えました。
初代と2代は特に制作を分けていた訳でなく
残存の数の多さを考慮すると、分業、何人かで
多数制作されていたとみます。
なので、初代中期までの作品を暫定的に初代の作品
後期大正期の作品を3代とします。
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三代亀文堂(1883―1957昭和32年)
昭和初めには大阪にも工場を作る。
出回る真作の亀文堂の大体は3代の時代物が大半と思われ、
肌合いが奇麗なものは大正能登川亀文堂などに編入されて、
初期20分の1前後の価格
取っ手下部分「日本亀文」
底款「大体ハッキリしない」
大阪亀文堂系としたい、少々時代の感じられるもの。
取っ手下部分「日本亀文」底款なし「鋳込み跡あり」↓価格は初期の50分の1前後
下記は完全な写し物 銘部分を見ても鋳込みが荒い。
肌は黒光りし、南部での制作を思わせる。
取っ手下部分荒れた感じの「亀文堂造」
底款「なし」価格は初期の100分の1前後
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現代の写し物は新品で買うとそれなり高い
- 亀文堂写 月下波千鳥平丸鉄瓶(小) 本体、弦、摘みに銀象嵌入 約1.2L tb5/麒龍堂

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ので、5万ぐらいなら、写し物でも
お得と考えて購入すれば、気分は悪くないと思われます。
※私見入りますので、
まんま転記すると思わぬ恥じも有ると思いますので、
自己責任で(笑)



