淀)新年、明けましておめでとうさんどす。

仁川)おめでとうさんどす。金杯どす。

淀)先ずは中山金杯。ボールドルーラーで行く。ボールドルーラー系持ちはカデナだけ。母父がデピュティミニスター系というのも心強い。◎はカデナで決まり。

仁川)弥生賞勝ってるからそこそこ人気しまんな。

淀)3番人気やろ。セダブリランテが被り気味に人気して、2番人気がウインブライト。ちょっと離されての3番人気。

仁川)セダブリランテは3着までには来るんちゃうか。セントライト回避で順調やなかった事を考えると、初の古馬相手のアルゼンチン共和国杯で強敵相手に3着は大いに評価できる。ディープブリランテ×ブライアンズタイムなら中山2000で割り引くこともないし。京都2歳S、ラジオN賞勝ちで角4中距離は向く。

淀)母父ブライアンズタイムが色濃く出てる感じやが、中山金杯ではロベルト系の血はそれほどアテにはならん。一昨年は母父グラスワンダーがワントゥーしてるがそれだけや。アルンゼンチン共和国杯はロベルトの血が狙えるレースやが中山金杯は中山→ロベルトの一般的なイメージは当てはまらんのや。中山2000の重賞でロベルト系の血が狙えるのは皐月賞だけや。

仁川)セダブリランテは危険な1番人気やと?

淀)そこまでは言えんが、過度に信頼を寄せるのは危険やないかと。▲辺りで留めといたほうがええんちゃいまっか。

仁川)2番人気予定のウインブライトはどうや。スプリングSと福島記念勝ってはる。ステイゴールドらしく角4中距離が合う。

淀)母父グレイソヴリン系なぁ。スプリングSや福島記念ではグレイソヴリン系の血は有効なんやが、中山金杯でグレイソヴリン系持ちはグレイソヴリン系持ちは3頭しか馬券に絡んでない。母父グレイソヴリン系の3着ないはゼロや。皐月賞ならグレイソヴリン系の血はそこそこ重要なんやが。まぁ、ステイゴールド産駒が福島の重賞勝って来とるんやから軽くは扱えんが。

仁川)あくまでも◎はカデナでっか?

淀)ボールドルーラー系ね血がいっちゃん信頼度高いさかいな。“中山金杯、ボールドルーラー系を持つ人気上位馬は必ず連対する”の法則や。

仁川)聞いたことないで、そんな法則。

淀)俺が今作った。しかし、以下の5頭を見よ。

2017年2番人気①ツクバアスマオー→母母父Seattle Slew 
2015年1番人気②ロゴタイプ→母母父Risen Star
2011年1番人気①コスモファントム→父Stephen Got Even 
2009年2番人気②ヤマニンキングリー→母母父Bold Forbes 
2008年2番人気②エアシェイディ→母母父Well Decoreted 

 これら以外に、コスモファントムはリピートしてる。

仁川)なるほど。しかし、カデナは2番人気以内にはならんで。君も言うように良うて3番人気やろ。

淀)2006年7番人気で勝ってるヴィータローザも母母父がボールドルーラー系や。兎に角、ボールドルーラー系持ちの好走率は高いということや。

仁川)ほな、カデナ→◎で行きまひょか。

淀)ここ3戦は外回りばかりやったが中山に戻れば巻き返して必至やで。