久々のblog更新である。チャンピオンズCの“血の傾向”を書き留めておく。 


◎Deputy Minister(Vice Regent)

 既にTwitterで述べているが、このレースはなんといってもDeputy Minister系の血が威力絶大である。中京1800㍍になって過去4年、3着内馬12頭中6頭が父か母父、母母父にDeputy Minister系を持っている。Vice Regent系まで拡大すれば12頭中7頭で馬券占有率は5割を越える。Vice Regent系保持馬の全着順③④①③⑭①③⑤⑫①②⑪(取消1)。3着内率58.3%。しかも3着内した7頭中5頭が5番人気以下。人気より着順をさげたのは1頭だけ。

ローマンレジェンド3番人気③
サンビスタ12番人気①
サウンドトゥルー5番人気③、6番人気①
アスカノロマン10番人気③
ゴールドドリーム8番人気①
テイエムジンソク1番人気②

今年の該当馬→アスカノロマン、アポロケンタッキー、ゴールドドリーム、アジュンデジール、出走馬決定順位17番目だがクインズサターン。


○Forty Niner

Deputy Minister以外で注意が必要なのはやはりForty Ninerの血。4頭の2着馬の内3頭が父か母父がForty Niner系。

ナムラビクター→母父End Sweep
ノンコノユメ→父Twinning
テイエムジンソク→母父Forty Niner

 気性的に軸にはしにくい父系だがダートの大一番ではものを言う血である。今年の該当馬はオメガパヒューム、ノンコノユメ。


〈その他〉
・父SS系は5頭が3着内しているが昨年3着コパノリッキー以外の4頭は母父が母母父がVice Regent系かForty Niner系。つまり連対した父SS系は全てVice Regent系かForty Niner系保持馬ということである。また、勝った父SS系は2頭ともVice Regent系保持馬である。


血の傾向は今年もゴールドドリームが最有力であることを示している。ゴールドドリームはゴールドアリュール×French Deputyというダートチャンピオン父系の配合である。French Deputy×フジキセキ(これもダートチャンピオン父系配合)のサウンドトゥルーがリピートしていることも心強い。

◎→ゴールドドリーム










最重要の血→Roberto
要注意の血→Never Bend、Sadler's Wells(=Fairy King)


🐎タニノフランケル
父Frankel(Sadler's Wells系)
母父タニノギムレット(Roberto系)
母母父Rousillon(Never Bend系)

 母ウオッカは、Caro系のスピードが内在するタニノギムレットが父。また、トウショウボーイからPrincely Giftのスピードも補給されしばしば逃げ馬としてレースをした。父FrankelはSadler's Wells系だか、Danzig系の母父が母ウオッカのスピードを強調する形になっている。故にタニノフランケルは現状典型的な中距離の逃げ馬として存在している。

 3勝全て逃げ切り勝ち。前走と3前走の勝利は2着馬を4馬身ちぎる圧勝。共にスローの単逃げで評価されにくいが多少速い流れになってもゲートを普通に出てマイペースさえ叶えば簡単には止まらないだろう。スピードが前面に出ているが本馬の本質はスタミナとパワーにある。中山芝2200㍍は最高の舞台。差しを試みて3着に終わった水仙賞と出遅れて前半無理した京都新聞杯17着を判断材料にするのは間違い。また、ジェネラーレウーノにつつかれる、とか、競り合いになるとかは考えないこと。

◎→タニノフランケル