ダボス会議と呼ばれる
世界経済フォーラムの講演の中で、
MIT(マサチューセッツ工科大学)教授の
アレックス・ペントランド先生が
「変化に対応して生き残ることができた
組織には顕著な特徴が三つある」
とおっしゃいました。
一つ目が
「talk a lot(トーク・ア・ロット」。
組織の構成メンバーが話している内容ではなく、
コミュニケーションの量が多いことが重要であると。
二つ目が
「talk equallyイクアリー」。
発言する機会が平等に与えられているか。
三十分の会議で三十分社長が喋って終わりではなく、
アルバイトや新人でも手を挙げたら
自分にも発言の機会が回ってくる、
こういう心理的な安心感を
組織のメンバーが持っていることが重要だと。
三つ目が非常に難しいと話していました。
「talk outside」。
同じような視点しか
持っていない人だけで集まると、
変化の盲点に気づかずに、
組織は自動的に崩壊してしまう。
自分と全く接点がない人と
どれだけディスカッションしているかが重要だと。