flat3 football club 監督日記 -35ページ目

flat3 football club 監督日記

街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。


日曜日 朝6時すぎの電車の中
あせった表情でスマホを耳に当てて話すショートカットの女子高校生

『うん。うん。ごめん。』

『ギリギリ間に合うかも』

『うん。ほんまにごめん。』

『うん。じゃ正門のところで待ってる。』

『うん。ほんまにごめんなさい。』

『うん。お願いします。』


話の内容からすると、部活動で使うための何かを家に忘れてしまったみたい

どうやら電話の相手はお父さんらしい

困っている娘さんと
頼られてちょっとうれしいお父さんと

きっとお父さんは張り切って張り切って、娘さんに指定された場所に忘れ物を届けに行く

娘の、ホッとした顔を見たいがために
張り切って張り切って届けに行く


もう20年近く前のあの日の自分を思い出しながら

急いで家を飛び出すであろうお父さんの姿を想像したりしてみた。