西区の飯盛神社で「加冠の儀」を~ 古式ゆかしく二十歳の成人を祝う小笠原流元服式「加冠の儀」が13日、14日西区の飯盛神社(牛尾秀司宮司)であった。大人としての地位と役割を得る儀式とされ、今年20歳を迎える男女21人が祝福を受けた。 男性は直垂(ひたたれ)、女性は水干(すいかん)と呼ばれる装束を身にまとい参拝。祭殿で一人一人名前を呼ばれると緊張した面持ちで前に出て、立会人から烏帽子(えぼし)をかぶせられた。お神酒を飲み干し記念品として印鑑のケースを受け取った。 鎌倉時代の古式な姿の男女、幾分寒い中で、少し緊張した面持ちはこれからの期待を背負ったものがここに伝わり、新世代の成人たちを微笑ましく感じるところでした。