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チャンネルY さいたま支局

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先月のオバマの広島訪問に関して、多くの国民の関心があったことだろう。オバマの17分ものクソ長い演説、てか独演会そのものシーンに我が日本国民のこれはもう「病的」ともいえる情けなくあまりに悲しい現実が明らかとなった。

あのオバマの広島訪問を

93%もの日本人が支持しただとか。

今回はあまりにもカスゴミの一方的な報道が目立ちすぎる。確かに参院選前で、安倍自公政権にヨイショしていなければ情報をもらえないと考える大手カスゴミが賞賛一手になる気持ちは分からなくもないよ。

事実、広島で苦しんできた人々にとって…「表面上は」何らかの救いが訪れたような気になることについては私も反論をするつもりはない。

しかし、だ。

それはあくまで「表面上」であって、現実的には何の「結果」を伴わない「パフォーマンスに付き合っただけ」という現実を、日本の大メディアも少しは伝えるべきなんじゃなくね?

この記事を見て、別にパフォーマンスでも良くね?」だとか、「現職大統領の広島訪問と演説を境に、これが第一歩になるのですよ!」

だとか、先進諸国に住む人間とは到底思えないその程度しか思考力のない奴らに対して、オレは断固、ぶちかましたい。

それは違ぇんだよ!
てめぇらは政治を何だと思ってんだ!

政治とは「結果」だ。
カネをいくら使ったと思ってんだ?
今回のサミットに対して日本政府は600億円もの予算を投入していることを。

これらは我々国民から巻き上げている税金訳だからなんだぞ。「パフォーマンスで良くね」だと?「いい人」ぶんのもいい加減にしろや!

広島・長崎という世界唯一の被爆国である日本が求めなければいけないことはズバッ!と一つ。『核兵器を減らすこと』だ。これは、日本にしか訴えることができないのだ。なのに、こんな三文芝居に付き合って、大喜びしているから世界中からバカにされる国家になっちまったんだよ。

オバマの正体について、明確に教えてやろう。奴は一流のパフォーマーだが、それ以上のものはない!先週31日付の日刊ゲンダイでも紹介されていたが、こちらの動画を見て頂きたい。

https://youtu.be/-EE4_220zzo

こちらは2014年当時、ロンドン支局にいたJNNの貞包史明という記者が日本に届けた、渾身のルポである。極めて秀逸な素晴らしいルポだ。

2014年6月にフランスで行われたノルマンディー上陸作戦記念式典は、ロシアのクリミア半島併合後、初めて西側諸国の首脳陣とロシアのプーチン大統領が顔を合わせる場として、世界的な注目を集めた。そこに取材に行った貞包氏が目にしたのは「戦争」をモチーフにしたパフォーマンス。

原爆が投下される映像が大スクリーンで流され、会場に詰めかけた多くのアメリカ軍関係者をはじめとする観客からは大きな拍手が巻き起こった。当然だ。アメリカにおいて、原爆とは「戦争を終わらせた正義の神の矢」だからであろう。

そして映像をちゃんと確認してみろ。

オバマは何をしていた?

原爆の映像に対して何をしていた?

ガムかみながら拍手してんじゃねぇか!?
称えてんじゃねぇか!

対して、ドイツのメルケルはどうしていた?
顔を歪めて、ただ、映像を見ているだけ。

そして、ロシアのプーチンだ。柔道を通じて、親日家としても伝えられるロシアのプーチンは、原爆が投下される映像を見ながら、顔を歪めたと思ったら次の瞬間だ。

胸の前に十字を切り、日本の犠牲者への祈りを送ったのだ。拍手に包まれる、笑顔全開の会場の中で!頼むから、日本人全員、このリポートを見ろ!

もう一度言おう。政治とは「結果」なんだよ。政治とは「何かを動かすこと」だ。それをするために、政治家たちは大量の通常ではとても考えられない金と権力を持つことを許されているのだ。

原爆投下映像に賛美の拍手を送っていたオバマの「歴代大統領下で最も優秀」と噂されるスピーチライターが書いた原稿の「上手な朗読」に拍手を送る93%の日本人全員に下記事実だけ告げよう。

今から7年前、2009年。プラハ演説。

『核なき世界』を訴えたオバマ。
彼はこれでノーベル平和賞を受賞する。

ちなみに、アメリカは

我々日本が国連に対して提案した決議案

「核兵器廃絶に向けた統一行動」(←国連加盟156国が賛成/2015年11月2日)を

ろくに相手にもせずに欠席したことを報告しておこう。

大手メディアの報道局の人間は、少しでいいから「両論併記」しろ。

何度でも言おう。政治とは「結果」なんだ!と。「宗教」じゃねぇ。オバマのような2枚舌クソ野郎は、世界でだーれも相手にしてねぇ。相手にするだけ時間のムダだというのが世界のホンネだ。いま世界が相手にしているのは共和党候補者であるD・トランプだ。

今一つ。この国連の部会は先月、まさにオバマの広島パフォーマンスの3週間前の5月2日にスイスでも第2回が開かれており、アメリカは当然のようにこの会合を欠席している。ちゃんとニュースにもなってるからチェックしておくんだな。