すっかり秋の風の中にいます。

秋から冬への時間は ここでは駆け足なので

私的にはキライです。辛いです。

(あっ 去年も同じようなこと書いてましたね… (*_*) )

昼がどんどん短くなる

日照時間が減る

温度が下がる…

そして この長い季節を どうやって越そうか、と考えては

ドヨヨ~ンとします。

 

 

 

 

母もやはり

定期的な ↑ ↓ が激しくって

それへの対応が必至なんですが

自分 なんとか『できて』います。

最近 認識したことがあります。

『母とウマくやる』コツのひとつとして、

どうせ 記憶だけでなく

常識や理論などが抜け落ちている状態なので、

ソコをどう受け止めるかという時に こう思うことにしました。

 

「一世紀近く生きてるんだから (わからなくても) しょうがない。」

 

この『一世紀』という言葉の説得力のあることっ!

どんな メチャクチャなことを言っても

どんな 非常識なことをしても

「仕方ない」って思えるんです。(大半は、ってことだけどね…汗 )

それから高齢者は

老い先の不安云々などから 鬱状態になることもよく聞きます。

母の凹状態も しっかり定期的にくるので

その穴から 私が引っ張りださなくてはなりません。

そしてそういう時に母は、

父のことを話しては泣くのです。

 

「パパに会いたい。

もう一度でいいから会いたい。」

 

そこで私も言います。

 

「マミっ(母)?! 天に召される時には

パピ(父)に会えるのよ。

そしたらまた

2人で音楽を楽しめるよ。

だから いつかわからないけど、

それまでは しっかり生きようよね」

 

そんな会話を繰り返す日常の中

ある時 ふっと思ったのです。

 

- 天には3男もいるじゃないの…

 

それで母に言いました。

 

「あっ それで今からお願いしておくけど

3男くんには私からヨロシクって言っておいてね。

かわりにいっぱいハグしてあげてね。

頼みましたよ。

順番からいったら マミが先なんだから。」

 

少し虚を突かれたような表情をしていた母でしたが

『鬱』の波は ひとまずフェードアウトしたようでした。

明日もまた 同じ話するのかもしれないけれど、

それは構わないと思ってます。

私は頗る本気ですから。

 

 

 

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