また母ネタです。

もうブログジャンルも介護系に変えなくっちゃイケませんかね。

いかに刺激的な老後の環境を作りだすかみたいな?

(冗談デス。変えましぇ~ん ( ;∀;)  )

 

    ウエディングケーキ

 

さて週末に その友人の結婚式に行ってきました。

用意はタイヘンでしたけど、

例の折り紙の装飾は多くの人がお土産に持って帰られたりと、

概ねは好評のようで、

一先ずはホッとしました。 (~_~;)

 

実はこのイベントに関しては他にも

大胆な企画を用意していました。

ソレは、母の歌なんです。

高齢の彼女がこの日のために、

特別な歌を練習して披露するというもの。

最初は

「もう歌ってないから、声が出ない。無理。」

(母は昔は家で、しょっちゅう父のピアノに合わせ歌っていたのです…)

なんて言ってた母が、そのうち

「結婚式だったら あの歌しかない」

とかまで言い出しました。

あの歌、、それはエディット・ピアフの愛の讃歌なのです。

 

このアイデアにはただし、念入りな計画が必要でした。

母は確かに、もう歌を歌う機会がなくなっていたので、(話す時も声がきちんと出てないし。)

最初にはじめたのは、その声を取り戻す作業でした。

ネットでたまたま見つけた 発声口腔体操という動画を

毎朝 車の中でかけて、私と一緒にウォーミンク゛アップしました。

すると、徐々に「出ない」と言っていた声が出るようになってきたのです。

(司先生、ありがとうございましたっ (;^ω^)  )

次の段階では、実際のカラオケを試みました(やっぱり車でネっ) が、

まずキーが高くてアウト。

あとは原曲を大幅に移調して、私が母のテンポに合わせてピアノで伴奏することにしました。

そんなこんなで二か月あまりを過ごし

この週末のお披露目を迎えたのです。

 

 

 

 

もともとこの企画は、

母が新郎新婦のために練習してきたというだけで目的は達せられているので、

本番であがったりして うまくいかなかったとしても、それは

大して問題にはならないハズでした。

ところがその本番で、母はそんな危惧を見事に裏切って、

実に堂々と立派に 愛の讃歌を歌いきったのデス !!  

招待客はみんな総立ちで、歓声を上げています。

拍手もなりやまないし、中には感激して泣いている方もいました。

 

この二か月間

母の機嫌によって、「ワタシは無理だ」とか「あっちの歌がいい」だとか

「もう ヤメタ」だとか 「結婚式なんて行かない」だとか  散々振り回されながらも

なんとか強行してきて 良かったと思えました。

(なんか自分はプロデュース業向いてるカモ?

じゃあ次は母をYOUTUBERに仕立てるしかないか?  (;・∀・)   )

 

母の世話をしながら、母を鼓舞しながら、今日を生きる。

しかし、それは近い将来の自分に向けた作業でもあるのです。

「死ぬまで生きるのよ」

母に言うと、

「当たり前じゃないの」 と言います。

そうではないのよ。

生きるっていうのは、

自分の持っている心と体のアンテナが

外へ向いているってことだと思うの。

だから 3男にまた会えるその時までは、

私はせいぜい『生きたい』の。

母をとおしてまた今日も

そんな言葉を自分に言い聞かせているのです。

 

 

 

 自死遺族  自死遺族