土日の雨が多くて嫌になっちゃいますね。
今日は雨が止むことを期待して滋賀県高島市まで行きました。ツツドリやイカルが鳴いていたほか、サンコウチョウも見られましたが、写真は撮れませんでした。期待していたアカショウビンは鳴いていませんでした。結局小雨が降りやまず、濡れて寒くなったので萎えて帰って来ました(笑)
ただ、雨より更に困った要素がありまして、それがヤマビルです!
前回も私が噛まれてしまいましたが、今回は旦那も私もがっつりやられました。
みなさまはヒルを見たことがありますか?私はあまり見たことが無く、ナメクジみたいなものだと思っていました。
ヒルのイラスト(写真は可愛くないので・・)
しかし、実際に動いているのを見ると、意外と頭が俊敏に動いて、一瞬で喰いついて離しません。この機動力で動いている動物にくっつくんですね。
ヒルの話を年配の方に聞くと、木の下を歩くと「上から落ちてくる」と聞きます。しかし、どうやら実験によると木に自分から登ることは確認されず、足元から登ってくるだけのようです。
私の体験でも、初めてヒルを見つけた時は靴下の上で、今日噛まれたのも足首ばっかりだったので、ヒルは普段地面にいて、意外な機動力で靴に取り付き、這い上がってくることが分かります。Wikipediaの情報ですが、「足下から首まではい上がるのに1分程度」というデータもあるそうです。恐ろしいですね・・・
今日一番の事件は旦那に起こりました。現地でヒルを全て振り払ったと思ったのですが、1時間半ほど運転して帰って来て、旦那が濡れた靴下を脱いだと思ったら、自宅の床に不自然な塊が・・なんとヒルが靴下の中に入り込んで、ずっと血を吸っていたのです。床を這うヒルにどうすれば良いか分からず、とりあえずナメクジみたいに塩をかけて見ました。するとヒルは苦しみはじめ、急に縮みました。縮むと同時に大量に吸った血を吐き出して、床が血だらけになりました。恐ろしい光景です。縮んだヒルはまだ歩き続けていたので、殺虫剤をかけると動かなくなりました。こうして連れて帰ってきたヒルは処分されました。
調べると、ヒルにも塩は効果的なようです(今回も苦しんでいました)。また、吸いついたヒルにはアルコールや酢をかけたり、火を近づけることも効果があるそうです。しかし、一番いい対策は噛まれないようにすることで、今回の体験から山に行くときにはヒル除けスプレーを持っていこうと決めました。
これを注文します(笑)
いざ吸いつかれたときの対策で、ライターや塩もあるといいですね。
ヒルの存在については話を聞いたことがあったものの、直接見るまでは危機感を感じておらず、今回のことに繋がりました。ヒルの他にもマムシやスズメバチ、クマなど、まだ危機感が足りない危険生物がいるので、山に行く身としてきちんと勉強しておきたいと思います。