2012年1月31日、シティバンク銀行は金融庁に業務改善計画を提出しました。



今回の件に関しての時系列は以下の通り


2011年12月16日 業務停止命令

2012年 1月10日 取締役人事発表 (PDF)

同日 会長に長門正貢氏が就任 (現時点では暫定就任)

2012年 1月31日 金融庁に業務改善計画を提出

金融庁へ提出した業務改善計画書の内容は以下の通り


1. 経営管理態勢の強化およびビジネスモデルの持続可能性の向上

2. 個人金融部門における顧客保護等管理態勢の充実・強化

3. 内部管理態勢、法令等遵守態勢、システムリスク管理態勢、内部監査機能の強化

4. 人事管理の強化

5. 業務改善計画の着実な実施、および実施した改善策に対する独立した立場からの検証

6. 経営責任の明確化


<シティバンクHPより抜粋>

参考サイト→お知らせと業務改善計画の概要



銀行として、ごく当たり前のことが計画書に列挙されています。

特質したことは見受けられませんが、大まかにまとめると『経営体質を見直します』ってことです。


オリンパスの件でも同じことが言えましたが、間違いを指摘できる体質ではなかったということでしょう。

コンプライアンス遵守が重要視される中、取締役会のあり方を再度考えさせられる時代になりました。


とはいえ、業務改善命令は3回目ですから…(-_-;)

経済の要ともいえる金融機関にはしっかりと経営をしていって欲しいものです。