人間高速増殖炉がこのほど遂に完成し、初めての実験を行う事になった。
実験に志願したのはかの有名な幸村精市で、多くの報道陣が見守る中実験は開始された。
何度かレバーを引き、2時間後、漸くパネルに「777」が表示されると幸村精市は高速に増殖開始した。
炉の青ランプが点灯し、再びハッチが開くと、報道陣のカメラフラッシュが瞬く中、増殖した
幸村精市が「フィーバー幸村精市!フィーバー!」と連呼しながらジャンジャンバリバリ出て来たのである。
その後、幸村精市は湾岸銀座の飲み屋街へ繰り出し、二次会三次会を経て、湾岸銀座駅周辺は、食い倒れ、酔い潰れた幸村精市で埋め尽くされ、酔った勢いで店の従業員に手を出す等の事件も多発し、管轄地区では大混乱となった。
何か挟んであったメモ帳に書いてあったんだが…。
とりあえず怖ええええええええ!

