パルシネマしんこうえんで、「映画大好きポンポさん」を観た。
数週間前に支配人がめっちゃおすすめしてた映画。
アニメチックな絵は苦手だけどそれを上回るすばらしさがあった。
つまり俺もおすすめ。
てか、この5年間で一番の映画だった。
なぜか。
それは、映画作りを通してエンタメについて考えさせられる映画だからだ。
映画の内容は、
冴えない映画好き主人公が敏腕プロデューサーのポンポさんの助けを借りて映画を撮る話。
特に印象的だったのが、「観客はなぜ映画を観るのか」を問いかけるシーン。
それは、映画の中に自分自身を観るからだと。
そう、まさにそうなのだ。
感動するエンタメは、その感動の中に自分自身を投影しているのだ。
例えば、ストリップで感動した場合は、そのダンスのプロフェッショナル性を通して、
自分の仕事を頑張ろうと思ってみるように。
また、映画のセリフでポンポさんが主人公に対し「ようこそ夢と狂気の世界へ」と話すのも好きだったな。
素晴らしいエンタメを作るには狂気がいるんだなと改めて感じた。
この映画は映画作りを通して仕事への向き合い方についても教えてくれる。
まさに、映画の中に自分を観る映画なのだ。
だからおすすめ。