ケサノコト
10のうち 1でも無理なら100のうち 1でもココロから笑えるようなことがあったらいいの にいつも いつも苦しいこととかつらいこととかさみしいこととかめんどくさいこととか悲しいこととか痛いこととかそんなものばかりで埋め尽くされてて真っ暗闇でなにも 見えず歩こうと 思ってもどこへ 向かえばいいのかもわからないボクは 自分の足元さえ見えてない耳を 澄ますと猛獣たちの ヨダレが滴り落ちるような音が聴こえる耳を 澄ますとぴちゃん ぴちゃんという音がしてボクのまわりはすべて 底無し沼のような気がする耳を 澄ますと何者かの 断末魔の叫びが聴こえる耳を 澄ますと銃声がして ばたんとなにかが 倒れる音がする耳を 澄ますと刃物らしい 金属音が聴こえる耳を 澄ますと誰かの 不気味な笑い声が 聴こえるそんな ボクは今朝も寝汗を 大量にかいて寒くて 冷たくて目を覚ましたそのとき またあぁ 今日は 仕事休みで良かった…って 一瞬 思っただけど休みじゃないことに 気づいて失意の底へ突き落とされたようなキモチになる冷えきった身体をタオルで 拭いていると目覚ましのアラームが部屋に 鳴り響いた…