東野圭吾原作、映画「手紙」を見てきました。
事前に本を読んでいて。
映画はなぁ・・と思っていましたが
チケットを同僚から買わされた・・ので。雨

久々の日本映画。

あまり期待せず、見てきた感想は・・・。



「泣いちゃいました・・・(TT)」

うん。
久々に水分足りないです(^^;)アハハ

個人的な感想としては

原作より映画の方がわかりやすかった・・かな。


シンプルに。

適所適所に絞ってあって。

原作のラストは、フェイドアウトしてしまう部分を

(読者に託してしまっている部分)

映画では、ラストに救いを付け加えていたとでもいうのでしょうか。

そのことが、個人的には救いでした。



ストーリーは

弟に大学に行かせたくても、金銭的に苦労していた兄が

強盗に入り、勢いで人を殺してしまう。

刑務所から来る兄からの手紙が

進学、恋愛、就職という

弟の人生の大事な瞬間を、狂わせて行く。

「強盗殺人犯の弟」というレッテル。


犯罪者の家族に対する差別と人の絆。

罪を償うことってどういうことなのか。


とっても重いテーマです。



この映画は、犯罪をゲーム感覚でおかしてしまう

そんな人達に見てほしい。

犯罪を犯した本人だけではなく

家族も社会的に制裁が加えられるということを。

いい、悪いじゃなく

それが、人間の弱さという本質だから。


それを認識して、罪を償うと言うことはどういうことなのか。

この作品は、そう問いかけている。



浪が出すぎて。

頭がまだぼーっとしています。


うん、見てよかったなと思える作品でした。


手紙/東野 圭吾
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